こんにちは。
蓬祥鍼灸院の長谷川です。
メニエール病でめまいが酷く、仕事に影響が出てしまっていたり、今後はどのように仕事をしていけばいいか悩んでいませんか?
今回はメニエール病で仕事に影響が出てしまっている場合にとれる1つの方法と、仕事との付き合い方について解説していきます。
この病気の特徴はグルグルと回る回転性のめまいになりますが、あまりにもひどい場合は仕事にも影響が出てきてしまいます。
中には無理して仕事をしている方もいると思いますが、あまりにもひどい場合は一定期間休職してまずは治療に専念するという選択肢をとることも必要になってきます。
うつ病で休職ならともかく、メニエール病で休職というのは気が引けると・・・と思う方もいると思いますが、本当に仕事に影響が出ているのであれば私個人としては休むべきだと思います。
ひどい回転性のめまいのために起き上がることも困難なこともありますし、難聴もあるため電話対応も満足にできない可能性もあります。
また、日本人は仕事に対してマジメすぎるというほどマジメで、「仕事を休むことが悪いこと」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
昨年の4月から有給休暇を最低でも5日は取らないといけないという法律ができましたが、ちゃんと取りましたか?
取っていない方もおそらくいることでしょう。
病気の程度は人それぞれで、メニエール病も軽い場合もあればひどい場合もあり、あまりにも症状がひどいのであれば思い切って休職して治療に専念するという選択肢も必要になります。
休職する時の問題としては給料問題が当然出てきます。
おそらく休職をためらう理由としては同僚に迷惑をかけてしまうということもあるかもしれませんが、収入に対する不安もあると思います。
休職中に完全に無収入になると生活費だけではなく治療費にも影響が出てしまいますが、休職中でも一定額の給料がもらえるのか、全くもらえないのかは会社によって違ってきます。
一度、会社の就業規則を確認してみましょう。
会社から休職中に給料がもらえない場合は収入が完全に途絶えてしまうから休職はできないと考える方もいると思いますが、健康保険に加入しているのであれば健康保険組合から「傷病手当金」をもらうことができます。
労災保険じゃないの?と思うかもしれませんが、労災は業務上の病気やケガの場合に支給されるものです。
このような場合は労災保険が支給されますが、メニエール病が業務上の病気と認定されるかは微妙な部分があります。
対して、傷病手当金は業務外のけがや病気に対して支払われるものになるため、こちらの方が適用される可能性が高くなります。
ただし、申請しなければもらうことはできません。
この場合ではあればこの制度を活用することで、給料の約2/3の金額が最長1年半にわたり支給されるため、ある程度の収入は確保することが可能となります。
また、もし再発してしまったとしても再度申請すれば同様に支給されます。
症状が改善したきたため、そろそろ仕事に復帰を考えている方もいると思います。
しかし、以前と同じ業務をすることで再発する危険性もやはりあります。
そのため、仕事と病気との付き合い方も考えていかなければいけません。
私個人としての意見としては以下になります。
休職した方が復帰する場合は以前と同じ部署になると思いますが、その部署での仕事量や人間関係が原因であれば部署を移動してもらうことも大切になってきます。
復帰する際には上司や会社とよく話し合ってどのように復帰するかを相談しましょう。
また、最初は様子見として午前だけの出社など、時短が認められるのであればこういった方法も有効かと思います。
仕事に対するストレスは人それぞれあると思いますが、この際転職してしまうのもアリではないかと思います。
また、私個人の意見としては、心身に悪影響が出る仕事は自分には合わないということで転職するべきという考えを持っています。
給料が良くても、ストレスで体調を崩してしまっては本末転倒。
それならば給料は下がるけど健康でいられる仕事をした方が良いと思っています。
転職となるとなかなか勇気がいることですが、1つの考え方として持っていても良いのではないかと思います。
転職するのではなく、フリーランス、つまり個人事業主となり自分ができることを仕事にしてしまうのも1つの方法です。
一人で仕事をしていれば、同僚との人間関係で悩む必要はなくなりますし、収入も自分の頑張りがそのまま反映されます。
さらに、仕事の休みも自由に組むことができます。
フリーランスになる場合は皆さんのスキル次第になり可能性は無限大です。
また、自分で事業を立ち上げつつも、メニエール病になってしまったことをブログで書いていくことで収入を得る事も不可能ではありません。
メニエール病で仕事に影響が出てしまっている方はやはり多いと思います。
私の鍼灸院にもメニエール病による酷いめまいで仕事を頻繁に休んでいる方が治療に来られます。
あまりにも症状がひどい場合は仕事をしながらの治療よりも、休職して治療に専念した方が治療効果も良い場合があります。
一つの選択肢として考えてみてください。
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