当院で鍼灸施術を受けられた患者様から寄せられたお喜びの声を一部ご紹介いたします。
自律神経失調症を引き起こす原因となる東洋医学的な体質になります。 代表的な以下4つは比較的多くみられる体質のため、参考までになればと思います。
当院での自律神経失調症に対しての鍼灸施術のの症例を一部ご紹介いたします。
※改善までの期間や効果には個人差があります。
結婚を機に夫の地元である他県へと引っ越すが、姑への結婚前の挨拶の時からいびりが酷かった。
最初は自分の味方になってくれていた夫でさえも気が付くと姑側につくようになり、徐々に心がやんでくるようになったため、心療内科と鍼灸治療に通い始める。
昨年末に離婚し、名古屋に帰ってくる。
約1ヶ月後から派遣社員として働くことが決まっているため、少しでも良くなって働きたいために来院。
【既往歴】
20代前半の頃にも仕事がうまく行かないために同じように状態になったことがあったが、会社をやめるとすぐに良くなった。
【自覚症状】
疲れやすい、息切れしやすい、倦怠感、食後の眠気、心配事、ふみん、イライラ、怒りっぽい、便秘、肩こり、頭痛はこめかみのズキズキと後頭部の重さ、味覚が鈍い、冷え性、雨の日が全体的にだるい、生理前に浮腫と食欲が止まらなくなる、晴れの日は体も心も元気
【弁証】:肝鬱気滞証による自律神経失調症
治療は後ケイと天枢を使用して週1ペースから治療を始める。
治療当日からよく眠れるようになり、便秘も解消される。
治療開始3週目で生理が来るが、この3ヶ月ほどは40日周期だったが32日で来る。
新しい職場での仕事が始まったが、メンタルの方は問題なく、上司の当たりが少々きついのが気になるが夏ごろには退職されるためあまり気にしにようにしている。
6週目から治療間隔を10日に空けるがメンタルに問題はないが、会社のブラックな部分が見えてきて少々イライラすることはあり。
ただ、派遣会社の担当者から面談の際に顔つきがよくなったと言われる。
7週目から2週間に1回のペースに帰るとプライベートでの問題が起きてしまい、少し気持ちが落ち込むことがあっり睡眠の質が低下してしまう。
しかし、9診目にはこの問題は解決されたため、メンタルと睡眠は問題なくなったため10診目で治療終了。
10代のころから体が疲れやすく、常に全身の倦怠感があり、疲れると前頭部からコメカミにかけての頭痛、倦怠感、冷え、胃部不快感がある。
その他にも疲れてくると肩こりや腰背部にも痛みが出たり、月経前になるとイライラ感・頭痛・腹痛なども出てくる。
半年ほど前から他の鍼灸院へ通っていたが、あまり効果を感じなかったことと、自宅からやや遠いため治療を辞めて自宅から近い当院へ来院される。
また、併設していた漢方薬局で漢方薬も色々と試したが改善までにはいたっていない。
【弁証】:肝鬱化火、お血証
治療は百会・合谷・太衝・三陰交・足三里・公孫などから2~3穴を使用する。
肩と腰は百会で瞬時に軽くなり、頭痛も合谷・太衝・公孫をそれぞれ指で押した時点で痛みは軽減していたため、これらに鍼をしたところ頭痛もかなり軽減し、治療後には胃の不快感は消失し、全身の倦怠感も半分ほどになる。
週1回の治療を4回で症状はしっかりと改善されたため治療終了。
この方は痛みに弱いためしっかりと刺激を加えることができないため、比較的軽い刺激での治療を行ったが著効を得られている。