喘息でお悩みの方は鍼灸治療が効果的【薬が効かない方は必見です】

病院で喘息の治療を受けているけどなかなか良くならないとお悩みであったり、鍼灸治療は喘息に効果があるのか知りたいと考えていませんか?

喘息に対する鍼灸治療の効果は非常に高く、薬で改善しない方は治療の選択肢にお考えいただいても良いかと思います。

本記事では喘息に鍼灸治療が効果的な理由や喘息に効果のあるツボ、治療の際に保険が使えるかどうかについて解説していきます。

喘息でお悩みの方は鍼灸治療が効果的【薬が効かない方は必見です】

咳をする女性

喘息の治療は多くの方は病院から処方される吸入薬を使用して治療を行いますが、中には吸入薬が手放せない方もいらっしゃるかと思います。

しかし、喘息に対しての鍼灸治療の効果は非常に良いため、吸入薬が不要になることも珍しいことでありません。

 

喘息は自律神経とも関係があるため鍼灸が効果あり

まず、鍼灸治療が喘息に効果のある理由としては喘息発作は自律神経との関係がるためです。

喘息の1つの特徴としては発作が夜に起きやすいですが、これこそが自律神経との関係をあらわしております。

夜になると人の身体は自然と副交感神経が優位になりリラックス状態になりますが、気管支に関しては収縮してしまいます。

これは運動時で考えていただければわかりやすいかと思います。

激しい運動をしている時は交感神経が優位になっており、酸素をたくさん吸い込まなければいけないため、気管支は弛緩します。

リラックス状態では逆の現象が起きるわけです。

そのため、夜になると気管支が収縮しやすい状態になるため、喘息発作として呼吸がし辛くなってしまいます。

では鍼灸治療がなぜ喘息に効果があるかというと、鍼灸治療は自律神経を整えることが得意だからです。

鍼灸治療で喘息を改善させるためには自律神経を整えるとともに、咳を止めるツボなども併用しながら治療を行っていきます。

 

喘息は呼吸器の問題以外でも起きるため体質改善を行う

喘息は呼吸器の問題以外でも起きるため、体質改善のための鍼治療を行っていきます。

この考え方は東洋医学独特の考え方になります。

喘息は現代医学では呼吸器の問題となりますが、東洋医学では呼吸器である肺の問題だけで起きわけではありません。

  • 胃腸の弱り
  • 腎の弱り
  • 肝気の上逆

上記のように呼吸器である肺の問題以外にも喘息が起きる原因が東洋医学的には考えられます。

そのため、鍼灸治療では一人ひとりの喘息を引き起こしている体質を改善するための鍼灸治療を行っていきます。

病院で処方されている薬を使用してもなかなか改善しない方は東洋医学的な観点から治療をしてみることで、改善が見込める可能性は十分にあります。

その他、エアコンが原因で喘息症状が起きることもあります。

エアコンを付けると出てくる喘息症状【エアコンのカビが原因かも?】

 

喘息に効果のあるツボをご紹介

喘息に効果のあるツボや実際に私が喘息の方によく使用するツボをいくつかご紹介いたします。

  • 心兪
  • 肺兪
  • 腎兪
  • 尺沢
  • 合谷
  • 足三里
  • 公孫
  • 太衝
  • 気海
  • 百会

私個人としては上記のツボの中から患者様の体質ごとに使い分けております。

ただし、この中でも心兪、肺兪、腎兪は背中にあるツボになるため、セルフ灸などは難しくなります。

そのため、もし自宅でお灸をされる場合はこの3つ以外のツボをおすすめいたします。

 

【鍼灸治療の気になる問題】喘息の治療に保険は使えるかどうか?

保険証

喘息の治療を鍼灸治療で行う場合にいくつか気になる問題があると思いますが、中でも保険適用かどうかが一番に気なるかと思います。

そのため、保険適用されるかどうかや、治療ペース、子供でも受けられるかの3点についてお話していきます。

 

喘息の治療は保険適用外

喘息の治療に対して鍼灸治療は保険適用外になります。

鍼灸治療で保険適用されるのは基本的に痛みの治療のみになります。

そのため、喘息の治療に対しては保険適用外となるため、自費診療となります。

中には「保険が使えるようにしてあげる」ということを言う鍼灸院もありますが、こちらは完全に不正行為となりますので、ご注意ください。

はり・きゅう、あん摩・マッサージのかかり方

 

治療ペースは週1回が基本

喘息の治療ペースは週1回が基本となります。

ただし、症状がひどい方の場合はやはり週2回行う必要が出てきます。

そのため、先ほどの保険適用外ということも含めて、鍼灸治療を選択される場合はそれなりに治療費が必要になってくることは覚悟していただく必要があります。

また、治療期間に関しては症状が軽く、早い方であれば1ヶ月ほどで改善されることもありますが、症状がひどい方の場合は半年近くかかることもあります。

 

小児喘息でも鍼灸治療は問題なし

小児鍼

喘息は大人の方だけではなく、子供が喘息でお困りの方もいらっしゃるかと思います。

ではいわゆる小児喘息に対して鍼灸治療は行えるのかというと、問題なく行うことが可能となります。

鍼灸治療はどの年代の方でも受けることができる治療法になりますが、日本人は非常に怖がりの方が多く、鍼灸治療は敬遠されがちになります。

しかし、鍼灸治療で使用する鍼は細い鍼では0.14ミリと髪の毛ほどの太さになりますし、小児鍼という刺さない鍼での治療も行うことができます。

また、補助的にシールタイプの鍼を使用することも可能となります。

そのため、小児喘息でお困りの方でもお力になることが可能となります。

 

東洋医学での喘息の考え方

経穴人形

実際に東洋医学では喘息をどのように考えていくのかをご紹介いたします。

 

肝気逆証による喘息

ストレスが引き金となり、咳が出始めるとなかなか止まらない。

風を引いたわけでもなく、ある日を境に突然咳が出始めるいわゆる「咳喘息」ではこのタイプの方が多くなります。

 

痰湿阻肺証による喘息

甘い物、味の濃い物、飲酒など食生活の問題や慢性的な喘息により肺が弱ることにより、肺に湿痰という異物がたまっている状態。

咳だけではなく、痰が出たり、普段から痰が良く絡む、喉がゼーゼーなるなどの症状があります。

また、舌にべったりと白、または黄色い苔が付いていることが多々あります。

 

脾気虚証による喘息

食生活の乱れ、運動不足、もともと胃腸が弱い状態。

飲食物から気血を作くりだす胃腸の働きが低下していることにより、呼吸と関連する肺のエネルギーが不足しているため、咳が出てしまう。

 

腎気虚証による喘息

東洋医学では呼吸は肺だけではなく、腎も関与しているという考えがあります。

肺は主に呼気、腎は吸気との関連があります。

このタイプの喘息は呼気と吸気では吸気の方がし辛いという特徴があります。

 

まとめ

喘息は子供のころから悩んでいる方もいれば、大人になってから発症することもある病気ですが、鍼灸治療の効果は非常に高いと感じています。

治療としては発作が起きている時期は咳を止めるための治療を行い、発作が落ち着いている時期であれば体の治療を行い喘息体質を改善していきます。

薬に頼りたくない方や病院に通っていてもなかなか改善されないとお悩みの方は鍼灸治療もご検討いただければと思います。