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ある日突然、目の前がぐるぐる回ったり、身体がフワフワした感じに襲われるめまい。
めまいにも色々な症状や酒類があり、中には危険なめまいもあります。
めまいの症状は個人差があり様々ですが、以下のような症状が多くみられます。
一言でめまいと言っても色々な種類があるため、検査をする必要があります。
めまいを感じるようになったらまずは病院を受診するべきですが、何科を受診するべきか迷うこともあるかと思います。
一般的にはめまいは耳鼻咽喉科を受診すれば問題ありませんが、耳鼻科で原因が特定できなかった場合や、中々よくならない場合などは念のため、脳神経科を受診することをおすすめします。
また、以下のような症状がめまいと共にある場合は最初から耳鼻科ではなく脳神経科を受診するようにしましょう。
めまいにはたくさん種類があるため、それに伴い原因も多岐にわたります。
また、1つの原因でめまいを発症することもありますが、複数の原因によってなることもあります。
めまいを起こし原因の多くは耳の内部にある内耳という部分にあります。
特に内耳にあるバランス感覚をつかさどる前庭や半規管に異常が起きることでめまいを発症することになります。
前庭:平衡砂(耳石)があり、身体の傾き、直進方向と加速度を感じる
半規管:3つの半円形の管で、身体の回転運動と加速度を感じる
ストレスはあらゆる病気を発症する原因となりますが、めまいも例外ではありません。
特にストレスから発症した心因性のめまいは一度治ったように見えても、本人にとってのストレス源が改善されない限り再発しやすくなります。
そのため、治療も大切ですが、ストレス源を取り除くことも重要です。
めまいの原因となるのは内耳の問題やストレス以外にも他の病気が原因で発症することもあります。
代表的なものが脳疾患によるものや風邪が引き金となることもあります。
西洋医学の観点からは食生活とめまいの関係性は説明ができませんが、東洋医学の観点からは食生活が原因でめまいが起きてきます。
このような生活習慣の方はめまいが起きることになります。
そのため、ちまたでは水を2リットル以上飲むと体に良いという健康法がありますが、東洋医学の観点からは誰でも当てはまるわけではありません。
天候によるめまいは気象病と言われ、気圧の変化により自律神経が乱れることでめまいが発症します。
特に低気圧となる雨の日や曇りの日、台風が接近する時などに起こりやすくなります。
めまいの治療には以下の3つの選択肢があります。
めまいの治療は一般的には耳鼻科で処方される薬での治療が行われます。
主に陥られる薬は内耳の血液循環を良くするための薬や、吐き気止め、神経の働きを整えるためのビタミン剤などが処方されます。
メニエール病などで酷いめまいにより起き上がれない状態が続く場合には、入院してステロイド剤の点滴を行い、内耳に起きている炎症を抑える治療も行われます。
また、心因性のストレスや原因が特定できない場合は抗不安薬なども処方されることがあります。
めまいの治療が病院でうまくいかない場合に漢方薬を選択することもあると思います。
中には耳鼻科でも漢方薬を処方されている方もいるかもしれませんが、病院で処方される漢方薬は東洋医学で大切な体質を無視した処方となっています。
当院でも耳鼻科で漢方薬を処方されている方もいますが、五苓散や苓桂朮甘湯を処方されていますが、これらは体の水はけを良くするためのものです。
こういった処方の仕方は漢方薬の効果を半減させてしまうため、漢方薬での治療を受ける場合は漢方薬局へ行くことをおすすめいたします。
めまいの治療で鍼灸治療を選択される方の多くは、病院での治療、漢方薬での治療のどちらもうまくいかなかった場合に最終手段として選択される方が多いと感じます。
鍼灸治療でもめまいの治療はもちろん可能ですが、発症してからの時間が長い方と短い方では、短い方の方が早く良くなるということは言うまでもありません。
治療法に関しては鍼灸院によって違ってきますが、当院では東洋医学の理論に基づいて治療をしております。
そのため、一人ひとりのめまいを引き起こしている東洋医学的な体質を見極めて治療を行っていきます。