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男女問わず悩まされることが多い頭痛ですが、多くの方の頭痛はそれほど心配する必要はありませんが、中には重篤な病気が原因で起きている場合もあるため注意が必要なこともあります。
頭痛で最も注意しなければいけないのが、脳の問題で起きる頭痛になります。
ぞのため、脳の問題で起きている危険な頭痛の見分け方は必ず覚えておきましょう。
頭痛とともにこのような症状がある場合はすぐに病院を受診するようにしましょう。
頭痛で悩んでいる場合は何科を受診するべきか悩むこともあるかもしれません。
ベストは専門外来である頭痛外来ですが、基本的には神経内科で問題ありません。
頭痛の種類は脳の問題で起きるものは除くと、主に4つに分けることができます。
緊張型頭痛は主に首、肩周りの筋肉の緊張が原因で起きる頭痛です。
パソコン作業による肩こりやストレスがかかった時などに後頭部に締め付けられるような痛みが起きるのが特徴です。
また、入浴やマッサージなどで一時的にでも筋肉の緊張が緩和され、血行が良くなることで痛みが軽減、または消失します。
偏頭痛は比較的女性に多く見られる頭痛ですが、側頭部やコメカミ、目にかけてズキズキとした痛みが出るのが特徴になります。
さらに、偏頭痛が起きる前兆として閃輝暗点という眼の前がチカチカする症状が出るのも特徴となります。
偏頭痛の原因ははっきりとは解明されていませんが、何らかの原因で頭の血管が拡張することにより三叉神経が圧迫され、この神経から痛みを引き起こす物質が放出されることによりさらに血管が拡張し、血流が早くなることで起きるとされています。
また、偏頭痛を悪化させる要因としてはいかが考えられます。
混合型頭痛とは筋緊張性頭痛と片頭痛のどちらもあるタイプの頭痛になります。
混合型と聞くと少し厄介なイメージがあるかもしれませんが、やはり少し厄介な部分はあります。
厄介な理由は緊張型頭痛は血行を良くすることで改善されますが、片頭痛は血行を促進すると痛みが増します。
そのため、痛みをうまくコントロールしながら治療をしていかなければいけません。
あまり聞き慣れない頭痛かもしれませんが、この頭痛は主に中年の男性がなりやすい頭痛になります。
原因は解明されていませんが、目がえぐられるような激しい痛みが特徴であり、数分から数時間おきに痛みが襲ってきます。
また、痛みは夜間に起きることが多くなります。
頭痛の原因は多岐にわたり、また単独の原因というよりは複数の原因により起きるケースの方が多くなります。
首、肩回りの筋肉の緊張は緊張型頭痛の原因となります。
長時間のパソコン作業に加えて、パソコン作業をしている時に歯を食いしばっていたり、就寝中の歯ぎしり、運動不足の方などは要注意です。
ストレスがある方は緊張型、片頭痛、群発型のどの頭痛が起きてもおかしくはありません。
ストレスにより体の緊張状態が続く場合は緊張型頭痛になりやすく、自律神経に影響があれば片頭痛や群発型頭痛が起こりやすくなります。
寒暖差や低気圧はいわゆる気象病ともいわれますが、寒暖差や低気圧により自律神経が乱れることが原因で頭痛だけではなく、様々な体の不調の原因になります。
眼精疲労と頭痛の関係は目を酷使することによるストレスにより自律神経が乱れることが原因となります。
特に現代社会では仕事でパソコンを使用する機会が多く、さらにスマホの普及により通勤時や休憩時間などにもネット検索をしたり、ゲームをすることにより目を酷使しすぎています。
他の病気による頭痛はここでは脳の病気は除外します。
脳の病気以外にも頭痛を引き起こす病気の代表として副鼻腔炎(蓄膿症)があります。
こういった場合は当然、頭痛の治療をするのではなく、原因となっている病気の治療が必要です。
頭痛の治療と言えば市販の痛み止めや病院で処方される薬での治療になります。
薬での治療は軽度から中等度の頭痛であれば短時間で症状は落ち着きますが、薬は症状を抑えるための物であり、根本的な治療はできないというデメリットもあります。
そのため、頭痛持ちの方はずっと飲み続けることに疑問を抱くこともしばしばあります。
肩こりが原因となっている緊張型頭痛であれば肩回りの筋肉をマッサージで揉みほぐすことで筋肉の緊張が緩和されるため、一時的にではありますが楽にはなります。
しかし、やはり根本的な解決にはなりませんし、片頭痛や群発型頭痛に対しては効果は低くなります。
また、現在ではリラクゼーションマッサージが多く、特に街中には30分2,980円という激安店もありますが、こういったマッサージ店では技術も低いためおすすめはできません。
もし、マッサージで頭痛を何とかしたいという方は「あん摩・マッサージ・指圧師」という国家資格を取得しているマッサージ治療院へ行くことをおすすめします。
似たような資格で柔道整復師という資格がありますが、こちらは接骨院、・整骨院となりますが、中には保険が使えるからということで接骨院に行く方もいますが、頭痛の治療には保険は使えないため注意が必要です。
鍼灸治療で頭痛を改善する方法は主に3つあります。
現在の日本で行われている鍼灸治療は西洋医学的な治療になるため、頭痛の治療の際には過緊張を起こした筋肉に対して鍼を打ち、血行を改善させることを目的としています。
また、鍼灸治療には自律神経を整える効果もあります。
さらに、当院のように東洋医学的な考え方で治療を行っている場合は、東洋医学の観点から頭痛を起こしている体質を見極めて、体質改善をすることで頭痛を改善していきます。
ただし、頭痛に対する鍼灸治療は効果的ではありますが、治療者との相性や腕の問題もついてきます。