顎関節症について

顎関節症とは

口を開けたり閉じたりする際に額関節部に痛みやクリック音、酷い場合では口を開けることができなくなってしまった状態になります。
確立された診断基準はありませんが、
①口を開けたり閉めたりする際に痛みがある
②口がまっすぐに開かない
③口が開けられない
④固いものを食べると顎に痛みがある
⑤口を開け閉めする際に音がする

このような症状があれば顎関節症の可能性が高くなります。

顎関節症の男女比では女性の方が多く、10代~20代の女性がなりやすいといわれていますが、あまり年齢は関係ありません。
また、日本人の成人の約46%が額関節に何かしらの症状があるという報告もあります。

顎関節症の原因

顎関節症の原因は今までは「かみ合わせの問題」や「口を大きく開けたこと」などと言われてきましたが、現在ではストレスとの関係性や歯の食いしばりによる顎関節周辺の筋肉の問題などが言われています。

特にストレスとの関係性は大きく、
①イライラした時に歯を食いしばる
②パソコン作業中に歯を食いしばる
③就寝中の歯ぎしり

こういったことが無意識に行なわれることにより、顎周辺の筋肉が過緊張を起こすことが問題となります。
また、その他にも「頬杖を付く癖」。こちらも顎関節症を誘発しやすくなります。頬杖をつくと下顎を上顎に押し付けるような形になり、額関節への負担が増してしまうためです。

 

治療およびセルフケアについて

顎関節症の治療に関しては第一に「安静」にして顎関節への負担を減らすことです。そのため、固い物やガムは避ける、口を大きく開けないなどが基本となります。また、歯を食いしばる癖や歯ぎしりがある場合などはマウスピースを使用して、額関節への負担を軽減させることが大切となります。

その他、セルフケアとしては自身で顎周囲の筋肉と側倒部ののマッサージがあります。顎なのに側頭部?と思われるかもしれませんが、口を開ける際には側頭部にある筋肉も使用しています。
あまりにも症状が酷く、顎関節の変形が著しい場合は手術を行なう必要も出てきます。