過活動膀胱(残尿感・頻尿) 46歳 女性

1ヶ月ほど前から残尿感とトイレが近い症状に悩まされるようになったため、近所の内科を受診したところ過活動膀胱と診断。
処方された薬を飲んでいるとある程度は症状が改善されたがしっかりと改善したいということで当院へ来院。
その他、アレルギー性鼻炎あり。

脈:沈細弱

舌:暗紅色・半どん舌

弁証:肺腎両虚

1診目:三焦ユ・列ケツ・腎関・太ケイ・気海
※セルフケアとして自宅でお灸をするよう指導

2診目:列ケツ・腎関・太ケイ・気海
1回の治療で症状はかなり改善されていた。

自宅でも家族に嫌がられながらもお灸は毎日続けていたため非常に効果が出ている。
セルフケアはやはり大切です!
泌尿器の疾患の場合はまず腎・膀胱の機能低下と考えられるが、この方はアレルギー性鼻炎を患っており、年中鼻づまり・鼻水・くしゃみなど呼吸器にも問題がある。

排尿の問題は水分代謝の問題でもあり、東洋医学では水分代謝に関係が深いのは肺・脾・腎の3つの臓器。
そして、肺には粛降という水分を腎に送る働きがあるがこの機能が低下していると考えたため肺系の中でも任脈とも関連がある列ケツを使用したところ、残尿感だけではなくアレルギー性鼻炎の症状も楽になっています。