バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺とは腟の入口付近にある左右一対の腺で、性行為を滑らかにするための液を分泌しています。
この分泌腺にブドウ球菌、淋菌(りんきん)、バクテロイデス、クラミジア・トラコマチスなどが感染して炎症を起こす病気で、外陰部で起きる疾患の中では比較的多く見られる疾患で、再発率も高いとされています。

・バルトリン腺炎
バルトリン腺に細菌が感染し、炎症を起こしている状態で、陰部の腫れと疼痛を伴う。

・バルトリン腺嚢胞
炎症が治まった後、腺が閉鎖され、本来外部に分泌される液が体内に溜まることにより嚢胞を形成。
嚢胞は片側にでき、小さい時には気づかないが、大きくなるとクルミほどの大きさになり、無痛であることもある。

・バルトリン腺膿瘍
バルトリン腺嚢胞に感染が起きることにより、膿が溜まった状態で、陰部の腫脹、発赤、疼痛があり、歩行するだけでも痛みが起きてきます。

1年半ほど前から月1~2回ほど来院されている30代の女性患者さんがご本人曰く、ストレスが溜まるとなりやすい傾向があるそうで、バルトリン腺膿瘍に最低でも年1回、多いと2~3回は罹っており、そのたびに病院で注射器を使用して膿を取り除いていたそうですが、鍼灸治療を始めてからは一度も罹患することなく過ごされています。

基本的にはウイルスや細菌感染時には病院での治療を行なったほうが早く良くなりますが、再発しないように予防することは鍼灸治療でも可能になります。
膿が溜まるということは、体に中に何かしらの不要な物が溜まっていると東洋医学では考えて治療を行なっていきます。

Share

関連記事

慢性副鼻腔炎治癒

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)でお悩みの男性。 28歳頃に風邪を引き、顔に痛みが出たため耳鼻科を受診すると副鼻腔炎と診断。 膿は服薬により出なくなるが鼻づまりが酷く、常に鼻が詰まっており、風邪を引くたびに副鼻腔炎を発症してしまう[…]

[» 続きを見る]

あなたが求めるのは治療ですか?慰安ですか?

こんにちは。 名古屋の鍼灸師、長谷川です。 本日の内容は治療院を選ぶ際に非常に重要な部分になってきます。 身体の不調があればどこかで治療を受けて早く良くしたいという気持ちがあるかと思いますが、皆さんは「治療」を受けたいの[…]

[» 続きを見る]

肩こり 40歳 女性

主訴:肩こり 仕事で長時間のパソコンを使用している。 肩を触ると思わず「うわっ!」っとなってしまうほど肩がガチガチになっている。 肩こり以外にはイライラしやすい・目が充血しやすいなどの症状あり。 脈:弦 舌:紅舌 弁証:[…]

[» 続きを見る]

プロテイン飲んでます!

こんにちは。 名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。 昨年のお盆明けからもうすぐ約1年になりますが、週2~3のペースでジムにて筋トレをしております。 おかげさまで、昨年の今頃とは別人ともいえるぐらいに体は変わりました。 筋トレ[…]

[» 続きを見る]

東洋医学で考えるかゆみの原因

花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の症状の1つとして現れる「かゆみ」。 実はこの痒みが起きるメカニズムというのは現代医学では分かっておりません。 ただ1つ分かっているのはかゆみを引き起こす物質に関してです。 そ[…]

[» 続きを見る]