皮膚移植をしても治癒しない皮膚病に対する鍼灸治療の症例 名古屋市中川区高畑の蓬祥鍼灸院

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皮膚移植をしても治癒しない皮膚病に対する鍼灸治療の症例

皮膚移植をしても治癒しない皮膚病に対する鍼灸治療の症例

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原因不明の皮膚病に対す津鍼灸治療の症例をご紹介いたします。

 

鍼灸治療を始めるまでの経緯

67歳女性、2019年9月来院。

7~8年前に靴擦れのような状態から気が付くと写真のような状態になっていたため、総合病院の皮膚科を受診するも原因は不明で病名も付いていない。

医師からは皮膚の移植手術を勧められたため手術をするが数か月後には同じ状態になってしまい改善されない。

数年後に再度手術をするが、2回目の手術では皮膚の移植ではなく、患部の皮膚を除去するのみ。

しかし、今度は患部の皮膚が再生されなくなってしまった。

現在も患部の皮がない状態ではあるが発症当初から痛みはなし。

 

その他の自覚症状

疲れやすい、汗をかきやすい、便秘、肩こり、白髪が増えた、足の冷え、腰痛、寝汗

  • 脈診:沈弦緊尺位弱脈
  • 舌診:淡白舌、やや裂紋あり、舌裏怒張
  • 腹診:臍下、胃土、小腸、大腸冷え

 

弁証および治療について

原因不明の皮膚病after

弁証:気滞血瘀による皮膚疾患

治療は瘀血(おけつ)を除去するために三陰交と合谷による行気を目的とした週2回にのペースで2ヶ月行う。

2か月経過すると徐々に皮膚の状態が改善され、再生してきていることに医師と看護師も驚かれる。

その後の治療は週1回のペースでさらに2か月行い、写真よりも良い状態になりましたが、写真を取らせて頂く前に来院されなくなってしまいました。

 

考察

皮膚の移植手術を行っても改善しなかった原因不明の皮膚病ですが、気血の流れが悪いためと判断し、鍼灸治療を行ったところ、見事に改善していきました。

残念なのが最終的な状態を写真に収めることができなかった点ではありますが、その変化の方は経過の状態を見ても明らかに改善が見て取れます。

このように西洋医学では改善できない症状は個人差はあるものの、意外と東洋医学で改善することが可能なケースも多々ございます。

そのため、病院で改善しない場合は鍼灸治療もご検討いただければと思います。

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プロフィール


【国家資格】

はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】

小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にて2009年にはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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