新型コロナウイルスのワクチンを打つべきか悩んでいたり、副反応が心配、健康被害が起きた時の補償がどうなっているか知りたい方へ。
コロナワクチンはいまだ治験段階のため、打つべきか悩むのは致し方ないことではあります。
今回はいち医療従事者である30代鍼灸師の私がコロナワクチンを打った理由や副反応や補償についてお話していきます。
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私は7月9日にモデルナワクチンを打ちました。
ワクチン接種が始まった当初は打つ気はありませんでしたが、なぜ打つことにした理由は以下の3点になります。
私は個人事業主として鍼灸院を経営しております。
そのため、もしコロナに感染してしまった場合は自宅療養することになってしまい、その期間の収入が途絶えてしまいます。
年齢は30代で基礎疾患もない健康な状態であるため、重症化するリスクは非常に低いですが、感染してしまった場合は仕事ができなくなります。
もし、私が会社員であれば仕事を休んでも給料の面では心配する必要がないため、打たないという選択をしていたと思います。
しかし、個人事業主は働かなければ当然収入はありません。
コロナワクチンは発症予防効果が94%(モデルナワクチン)と非常に高くなっています。
そして、ワクチンを打つことで感染リスクを打たない場合よりも下げることができます。
イコール仕事を休むリスクも低下することになります。
そのため、私はワクチンを打つことにしました。
鍼灸師という仕事は人と接する仕事になります。
また、毎週来られる方もいれば常に新規の方も来られるため、不特定多数の方と接することになるとも言えます。
さらにこんなリスクもあります。
こういったリスクがあるため、一般企業で働いている方よりも感染リスクは高いかもしれません。
そのため、少しでも感染しにくくするためにもワクチンを打った方が良いと判断したため、打つことにしました。
私の趣味は海外ひとり旅になります。
既にコロナにより海外旅行へ行けなくなって1年4か月ほどが経過しているため、正直、今すぐにでも海外旅行へ行きたい衝動があります。
ご存じの方もいるかもしれませんが、現時点でも海外旅行自体はPCR検査で陰性であれば国によっては行くことは可能です。
しかし、今後数年は海外渡航する際はすべての国ではありませんが、ワクチンを打っていることが条件となる国が増えるでしょう。
そこで必要になってくるのがワクチン接種済みであることを証明する「ワクチンパスポート」になり、ワクチンパスポートを取得していないと入国の際に隔離が必要になってくる可能性があります。
そして、ワクチンパスポートを取得するためにはワクチンを打つしかありません。
これが、私が今回ワクチンを打つことにした1番の理由になります。
コロナワクチンを打つべきか悩んでいる方はメリット・デメリットを考えるようにしましょう。
幸か不幸か、ワクチン不足のため一般の方のワクチン接種は予定よりも遅くなる可能性があります。
そのため、まだワクチンを打つべきか悩んでいるならこのように考えるようにしましょう。
どの方にも当てはまるの以下になるかと思います。
このそれぞれのメリット・デメリットに自身にとって+アルファでどんなメリットとデメリットがあるかで考え、どちらが上回るかで選択すればよいと思います。
コロナワクチンを打つかどうかは完全に任意であり、強制されるものではありません。
また、中には「絶対に打つな!」、逆に「絶対に打った方が良い!」ということを言う方もいますが、こういった方の意見も取り入れる必要はないと思います。
私はワクチンを打つことに対して否定も肯定もしません。
打ちたければ打てばいいし、打ちたくなければ打たなければいいだけの話かと思います。
7月9日(金)に1回目のワクチン接種を行ったため、副反応などについてお話していきます。
今回は大規模接種会場にて行ったため、モデルナ製のワクチンを接種してきました。
モデルナ製のワクチンの新型コロナの発症予防率は94%とされており、発症予防率が95%のファイザー製ワクチンと遜色はありません。
ただし、ワクチン接種後の副反応に関してはモデルナ製の方が出やすいとされています。
注射の痛み自体はほとんど感じないか、チクッとする程度で、鍼治療の時とそれほど変わりはないかと思います。
※ワクチン接種後に鍼灸治療を受けてもいいか気になる方はこちらを参照ください。
新型コロナワクチン接種後の鍼灸治療は受けても大丈夫かどうかの話
先ほどもお話ししましたが、モデルナ製の方が副反応が出やすいとされていますが、私もしっかりと副反応が出ました。
副反応が出るまでの時系列をご紹介します。
7月11日(日)の時点ではこのような状態になります。
副反応は個人差があるものの、私は割と出ている方ではないかと思います。
特に接種してから数日後に発赤や痒みが出るのは「モデルナ・アーム」という3.5%の方に出る症状とされています。
今のところ痒みはありませんが、今後出てくる可能性もあります。
8月6日に(金)に2回目のコロナワクチンを打ってきたため、どのような状態になったか以下3点についてお話していきます。
当日の副反応としては以下のようになっており、摂取した時間は12:00過ぎになります。
1回目のワクチンでモデルナ製ワクチンを接種したので、今回もモデルナになっていますが、当日の副反応としてはこのような感じになります。
やはり、2回目の方が副反応は強く出ており、吐き気と発熱は酷かったかと思います。
また、ファイザー、モデルナ製ワクチン共に2回目の発熱は接種後12時間前後に起きるケースが多くみられるようなので、これから2回目の接種を受ける方は頭の片隅に置いておきましょう。
ちなみに私はあまりにもきつかったので、アセトアミノフェン系の解熱剤を使用しました。
2日目の副反応に関しては発熱と接種部位の痛みとなります。
当日の夜中に39.2℃の発熱が出たため、解熱剤を使用しましたが、翌日も38℃の熱が1日中続きました。
そのため、自宅から1歩も出ることなく安静にしておりました。
ちなみに、食欲に関してはワクチン接種当日、翌日共に普通にありました。
コロナワクチン接種を実際に受けましたが、1回目の副反応は個人的にはそれほど酷くはありませんでしたが、2回目は少し油断していました。
というのも、1回目と同じタイミングで同じような副反応が出たため、「こんなもんか」と思っていたところに突然の悪寒と発熱が来ました。
数日前からモデルナ製ワクチンも秋に3回目の接種が必要という話が出ていますが、現時点ではあまり打ちたくはないという気持ちの方が強いというのが正直なところです。
当院の患者様の中でもワクチンを打っている方にお話を伺うと、30代の方でも1回目、2回目ともに熱が酷かった方もいれば、1回目の時点ではは腕が痛むだけという方もいらっしゃるため本当に個人差があると感じています。
また、ワクチン接種後の発熱対策として解熱剤を購入する方が多いようで、ドラッグストアでは解熱剤が売り切れになっていることもあるようなので、購入を検討されている方は早めに購入しておくことをおすすめいたします。
ただし、かかりつけ医で受ける場合は解熱剤を処方してもらえるか事前に確認しておきましょう。
名古屋市では15歳以下までは接種券が発送されていますが、ご自身の中でメリットとデメリットを考えた上で判断するようにしましょう。
コロナワクチンによる健康被害、または死亡した場合には補償がありますが、この補償に関してはいろいろと問題があります。
以下のような補償問題があります。
健康被害や死亡した場合、国からの補償はあるが、因果関係を国が認めなければ支払われることはありません。
これは非常に大きな問題です。
通常、ワクチンができるまでには10年前後必要となりますが、これはいろいろと治験を繰り返し、どのような副反応が出るのか、または死亡した場合の因果関係をしっかり調べるために時間をかける必要があります。
しかし、今回承認されているワクチンは緊急で承認された治験段階のワクチンになります。
そのため、健康被害が出たとしても、死亡したとしても「因果関係は不明」と言ってしまえば国は逃げることができます。
例えば、ワクチン接種した数時間後に心不全で亡くなったとします。
心不全で亡くなる方は年間で8万人ほどいるため、ワクチンを打ったからではなく、たまたま心不全になったんじゃないの?と言い訳することが可能となります。
死亡した場合は4,420万円支払うと国は言っていますが、ほとんどの方が受け取ることができないでしょう。
この最悪の事態を避けるためにも生命保険がワクチン接種により死亡した場合も対象になるか確認しておくことをお勧めします。
健康被害が出た場合に「たらいまわし」に遭う可能性がある。
これは日本の行政の得意技とも言えます。
ワクチンを打って重い副反応により健康被害が出た場合にどこが責任を持つのかがはっきりしていません。
これは実際に起きていることです。
国はワクチンを打て打ていうだけではなく、補償も含めてしっかりと体制を整えてもらわなければ我々が困ることになります。
ファイザー、モデルナワクチンのどちらも、接種後に心筋炎を発症する可能性があると報告されています。
これはすでに国も認めているようで、ワクチンの接種会場でも注意喚起がされています。
そのため、現時点ではこの心筋炎で死亡した場合は補償金を支払われるようです。
しかし、ここでも疑問なのが「因果関係は不明だが心筋炎が起きる可能性がある」となっているのに、支払い対象になっている点です。
心筋炎が認められるのなら、他のケースでも支払い対象にならなければおかしいのではないかと思います。
コロナワクチンを打つべきかは非常に迷う部分かと思いますが、私の場合は個人事業主であるため、もし感染してしまうと収入がなくなってしまうため、このリスクを少しでも下げるために打つことにしました。
また、海外旅行に行く時にもワクチンを打っていないと不利になる部分があります。
そのため、デメリットをメリットが上回ったため打つことにしました。
副反応に関しては薬に副反応はあるものでなかったらラッキーぐらいの気持ちでいました。
たしかに、長期的な副反応を考えれば不安な部分はあるかもしれませんが、先のことを考えても仕方ないと私は考えています。
何かしらの健康被害が起きるかもしれませんが、何も起きないかもしれません。
さらに国産のワクチンだからと言って安全という保証もありません。
そのため、自分にとってコロナワクチンを打つメリットとデメリットをしっかりと考え、自分で答えを出すようにしましょう。
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