逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例集 名古屋市中川区高畑の蓬祥鍼灸院

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逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例集

逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例

胸やけに苦しむ女性

ストレスや食後すぐに横になる生活習慣がもたらす逆流性食道炎ですが、意外と悩まされている方が多くいらっしゃいます。

そのため、当院での逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例を一部ですが簡単にご紹介させていただきますので、参考になればと思います。

 

45歳女性 逆流性食道炎

半年前から食後に胸焼け・酸っぱいものがこみ上げてくる症状がでたので近所の内科にかかったところ逆流性食道炎と診断され、薬での治療を行っており、症状としては落ち着いてはいるもののしっかりと治したいとのことで当院へ来院。

脈:滑

舌:白じ苔、歯痕あり

弁証:食滞胃カン症

 

【治療】
1診目:内関・足三里・公孫

2・3診目:上記に豊隆を追加

1回目の治療で症状は楽になるが、舌を診ると白じ苔(白いべっとりしたコケ)がまだ残っていたため、2回目の治療以降は豊隆穴を追加したところ舌の状態も良くなり、症状もさらに楽になり薬も飲まなくても問題なくなったため3回で治療終了。

※食滞とは胃に食べ物が停滞した状態になります。

本来は胃の次にある小腸へ消化物を運ばれるが、この機能が低下したことにより逆流が生じていた。

 


 

36歳 女性 逆流性食道炎

今年の春から転職したことをきっかけに逆流性食道炎になる。

食後の胸焼けや吐き気さらには胃痛などがあり、食事もあまり食べることができず、病因で処方された薬もあまり効果がみられない。

脈:弦細

舌:暗紅色・舌尖紅

弁証:肝気犯胃

 

【治療】
太衝・公孫・足三里・内関に30分置鍼

初回の治療で胃がスッキリし、食事も今までよりも取れるようになる。

2診目以降も同様の治療を続けた結果、4回の治療でほぼ症状はなくなったため治療終了。

※肝気犯胃とはストレスで胃がダメージを受けている状態であるため、ストレス発散をすることがとても重要になります!

プロフィール


【国家資格】

はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】

小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にて2009年にはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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