ストレスで不正出血があるけど、どんな治療法があるのか、病院で治療をしているけど効果がないと悩んでいませんか?
ストレスによる不正出血は病院での治療以外にも鍼灸治療でも改善する事が可能です。
本記事ではストレスによる不正出血の治療法についてや、鍼灸治療が効果的な理由について解説しております。
コンテンツ
不正出血が鍼灸治療でも改善可能ということはあまり知られていないかもしれませんが、ストレスによる不正出血であれば鍼灸治療でも改善することは可能となります。
しかし、不正出血はストレス以外にも他の婦人科疾患によっても起きている可能性もあるため、治療の第一選択としては病院での治療を選択すべきです。
そのため、以下の3点について解説していきます。
不正出血の治療法は原因が器質的、または機能的なのかで変わってきます。
ストレスによる不正出血の場合は機能的な原因となるため、ストレスによるホルモンバランスの乱れが原因となります。
そのため、治療はホルモンバランスを整える治療が行われます。
また、不正出血の原因が器質的となる他の婦人科疾患であれば、問題となっている病気の治療をすることになります。
そのため、不正出血が起きた場合はまずは婦人科を受診して、どちらの原因で起きているかを特定する必要があります。
ストレスによる不正出血の場合は鍼灸治療も効果的な治療法になります。
鍼灸治療は鍼を打つことにより、自律神経を整えることができます。
そのため、ストレスにより乱れた自律神経を整えることにより、ホルモンバランスの乱れを改善することができます。
また、当院のように東洋医学の理論に基づき治療をしている鍼灸院では、不正出血が起きている原因を東洋医学の観点から分析し、体質改善を行うことで不正出血を改善していきます。
当院でも婦人科で治療をしてもなかなか改善されず、貧血状態になってしまった方の治療を何名もしたことがあります。
ストレスから来る不正出血の治療はそれほど難しいわけではないため、治療の選択肢としてもお考えいただければいいかと思います。
鍼灸治療で不正出血を改善することは可能ですが、これはケースバイケースとも言えます。
鍼灸治療で改善できる不正出血は機能的な原因の場合となります。
そのため、ストレスによる場合や検査をしても異常が見つからないが不正出血が起きてしまうという場合に効果を発揮します。
しかし、以下のような器質的な原因の場合は鍼灸治療では改善が難しくなります。
こういった場合は婦人科での原因疾患の治療をされることをおすすめ致します。
特にガンによる不正出血の場合は鍼灸治療を受けている場合ではありません。
筋腫、内膜症などの場合は個人差はありますが、改善することは可能となりますが、時間がかかると考えいただいた方が良いでしょう。
ストレスから来る不正出血は治療することでよくなりますが、自分でできるセルフケアでも予防・改善することが可能となります。
ポイントは以下の4点になります。
ストレスが原因となっているのであれば、そこは自分にとってのストレスが何なのかをしっかりと特定することが重要です。
中にはストレスが分からない・・・という方もいらっしゃいますが、こういった場合は自分にとって仕事や生活面で嫌なことがあれば紙に書き出してみましょう。
ストレスが溜まった状態でいることで不正出血が起きてしまうため、しっかりとストレスを発散させることも重要です。
ストレス発散する方法は運動が推奨されがちではありますが、運動だけではありません。
一番良い方法は自分が好きなことをやる。
つまり、趣味を見つけることです。
逆に、一番やってはいけないことはストレス食いに走ることです。
ストレスを発散させるために食べる行為に走ってしまうと、別の問題が起きてくるため注意しましょう。
1日の中でリラックスタイムは設けているでしょうか?
リラックスタイムというのはダラダラ過ごすということとは少し違います。
リラックスするためには以下のような方法があります。
こういったことを日常生活に取り入れることで体をリラックスさせることができるため、自律神経を整えることができます。
お灸でのセルフケアも不正出血の予防・改善にはおすすめです。
正しいツボに関してはしっかりと体を診た上でアドバイスしなければいけませんが、今お伝えできる範囲であれば三陰交や太衝というツボはおすすめとなります。
また、お灸をすることでもリラックス効果が得られるため、一石二鳥とも言えます。
ストレスによる不正出血は割とよく見られますが、中には病院で治療を行ってもなかなか良くならない方もいらっしゃいます。
こういった場合は鍼灸治療も試してみてはいかがでしょうか?
すべての方ではありませんが、ストレスによる不正出血の治療は私個人としては1回の治療でも止まることは経験しているため、非常に効果的な治療法だと感じています。
ただし、器質的な問題で起きている不正出血の場合は時間がかかったり、鍼灸治療では治療できないこともあるため、注意が必要です。
何かしらの薬を服用している患者さんからのよくある質問として、「薬の服用は今後どうすればよいか?」というのがあります。 回答としては・・・ 「医師と相談の上、状態をみて減薬して下さい。」となります。 これは薬に関しては鍼灸[…]
コンテンツ1 不妊症に対する鍼灸治療の症例1.1 【35歳女性】原因不明の不妊症1.2 【35歳女性】 二人目不妊1.3 【30歳女性】 子宮内膜が薄いことによる着床障害、多嚢胞性卵巣症候群1.4 【31歳女性】 ホル[…]
基礎体温表をつけていて、排卵日付近で1度体温が下がり高温期に入った! その後も高温期の体温はしっかりと維持していた。っと思ったら1日だけ体温が下がってしまった・・・という経験はないでしょうか? これでは妊娠は難しいだろう[…]
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)でお悩みの30代女性。 昔から風邪を引くと副鼻腔炎になりやすく、発症するたびに抗生物質を服用している。 普段でも鼻から何か垂れてくる感じがある。 肺経・大腸経に顕著な圧痛あり。 左合谷に3番1寸で1[…]
1年半ほど前から左顎にドーンとした痛みがあり、歯科医で顎関節症と診断。 現在は口を大きく開けることができず、また左側を下にして寝ても顎に痛みがある。また、歯科医では顎の筋肉を軟らかくするために顎を左右に動かすことを勧めら[…]