【PMSがひどいと悩んでいる方】それってPMDDという別の病気かも?

PMSの症状がひどくて困っている女性は多くいます。

そんな中で生理前になると自分が自分じゃなくなるほどイライラが強くなり、友人やパートナーにきつく当たってしまい後で後悔してしまうことはあませんか?

今回は生理前になると人格が変わってしまう程イライラしてしまうという方に知っていただきたい病気についてのお話です。

本当にPMSなのか?ひょっとしたら違う病気なんじゃ・・・

こんな疑問を持たれている方はぜひ読んでいただきたいと思います。

【人格が変わるほどのイライラ】それってPMDDかもしれませんよ?

落ち込む女性

PMSの症状がほどくて困っている方はたくさんいますが、今あなたを悩ませている生理前に現れる不快な症状は本当にPMSでしょうか?

よく似た症状であるPMDDという病気があるのはご存じですか?

ひょっとすると今あなたを苦しめている病気はPMSではなく、この病気かもしれません。

PMDDってどんな病気?

この病気はPMSと同様に生理前に現れ「月経前不快気分障害」と言い、身体的な症状ももちろんありますが、それ以上に精神的な症状が激しく現れる疾患になります。

PMSは生理前になると普段ならなんてことのないことに対してもイライラする程度ですが、この病気の場合は完全に人格が変わってしまっているのではないかと言うぐらい攻撃的、感情的になってしまいます。

そのため、時には友人、家族、同僚、パートナーと激しい衝突が起きてしまいますが、精神症状は生理が来ることによりなくなります。

このようなことが毎月のように続くことで自分自身が嫌になってしまいます。

 

【似て非なるもの】PMSとの違い

PMSとの大きな違いは精神的な症状が強く現れるということです。

そのため、対人関係に大きな支障が出たり、日常生活や社会生活にも影響が出てきてしまいます。

 

【重要】PMDDはうつ病の一種です

この病気はPMSと同じように生理前に出てくる症状になるため婦人科の病気と考えられますが、実際にはうつ病の一種とされています。

この理由はメンタルの部分の症状が激しく出てしまうことにより、対人関係をはじめ、日常生活や社会生活にも影響が出てしまうためです。

「うつ病の一種」と聞くと受け入れづらいかもしれませんが、病気を克服するためにはまずは自分の病気や状況を受け入れることが大切です。

 

PMDDの認知度は低めです

この病気の認知度はかなり低いのではないと思います。

女性でもPMSという言葉を知らない方もいるため、それこそPMDDというのは全く聞いたことがないという女性も多いかと思います。

そのため、男性ならなおさらです。

この病気によるイライラはパートナー次第では大きな衝突を生むため、破局につながることもあります。

自分の言葉で説明して理解してもらえればいいですが、中にはうまく説明できなかったり、話を聞いてくれない人もいると思います。

そのため、ネットで調べた情報を見てもらったり、一緒に病院に付き添ってもらうようにしましょう。

 

【何科を受診するべき?】PMDDになったら行くべき診療科

カウンセリングを受ける女性

PMDDになってしまったら何科を受診するべきなのか?というお話ですが、ここまで読んでいただいていれば答えは出ているかと思います。

 

婦人科よりも心療内科を選択しましょう

この病気はうつ病の一種ということなので、治療を受ける際は婦人科ではなく心療内科や精神科を受診することをお勧めします。

しかし、心療内科や精神科となるとやはりハードルが高く感じてしまい、なかなか受診しづらいという方もいると思います。

婦人科でも治療はできないことないため、以下のような症状を伴うようでしたら婦人科でも相談してみましょう。

  • 周期が不安定
  • 生理痛がひどい
  • 不正出血がある

ただし、ベストは心療内科や精神科であることは強調させていただきます。

 

治療は抗うつ剤が主となります

受診するべき病院は心療内科、または精神科になるため治療はうつ病の治療にも使用されているSSRIという種類の抗うつ剤が主になります。

  • パキシル
  • レクサプロ
  • ジェイゾロフト
  • ルボックス

人によってはやはり副作用があるため、医師と相談して服用量や服用するタイミングを決めることになります。

 

PMDDの治療にピルが使用されない理由

抗うつ剤に抵抗がありるためできるだけ飲みたくないというかたは多いと思います。

そのため、ピルで治療をしたいという方もいるかもしれませんが、ピルの効果は精神的な症状よりも身体的な症状に対して有効になります。

この病気では身体的な症状よりも精神的な症状が酷く出るために、ピルではそれほど効果が出ないためにあまり使用されておりません。

ただし、個人差があるためにピルでも効果が出ることはありますので、ピルでの治療を希望される場合は精神科や心療内科ではなく、婦人科で相談してみましょう。

 

鍼灸や漢方薬の併用も効果的

病院での治療だけではなく、PMDDやうつ病などの精神疾患に対しては鍼灸治療や漢方薬などの東洋医学による治療も効果的になります。

精神疾患の方はセロトニンというホルモンが不足していることが分かっていますが、鍼灸治療では鍼を打つことによりこのホルモンの分泌が増加することが分かっています。

そのため、薬での治療と並行して行うことでより早期治療を目指すことができ、また薬を減薬していく際にも離脱症状を最小限に抑えていくことができます。

鍼灸の作用機序から神経内科領域の可能性を探る

薬での治療がうまくいかない方やあまり薬に頼りたくないという方は一度検討してみましょう。

 

PMDDを少しでも良くするためのセルフケア

治療とともに自分でもできるセルフケアをご紹介いたします。

アロマディフューザー

無理をしない

まずは自身で症状がいつごろから出るのかを把握し、この時期は決して無理をしないようにしましょう。

また、できるだけこの時期に症状が出てしまうことを家族や友人、パートナー同僚などにも悪気があるわけではないということを話をしておくようにしましょう。

周りに理解してもらえるだけでも随分と楽にはなると思います。

 

軽い運動を取り入れる

軽い運動をすることは気分転換にもなりますし、ストレスの発散にも役立ちます。

ただし、症状が出始める時期にだけするのではなく、日常生活に取り入れるようにしましょう。

まずは週2回を目指しましょう。

 

アロマオイルでリラックスする

リラックス効果のあるアロマオイルや自分が良いにおいと感じるオイルを部屋で使用したり、湯船の中に入れることで心を落ち着けることができます。

リラックス効果のあるアロマの代表格はラベンダーになりますが、好きなにおいのオイルであったり、自分好みに調合しても構いません。

 

まとめ

おそらくこの病気はPMSよりも認知度が低い病気になるため、女性でも知らない方はたくさんいるかもしれません。

PMSとPMDDの大きな違いは精神症状の出方が違い、普段の自分とは思えないほど精神的に不安定になってしまいますが、生理が来ることで今までがイライラが何だったのか・・・と思うほど落ち着きを取り戻し、激しく後悔してしまいます。

しかし、この病気もしっかりと治療をすればちゃんと良くなります。

ベストは心療内科や精神科での治療になりますが、なかなか生きづらいという方はまずはかかりつけの婦人科があればそちらで相談してみましょう。

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