肺が悪いと尿の出が悪くなる?

肺と膀胱は解剖学的にはまったく関係性を持っていない臓器になりますが、東洋医学的にはとても関係のある臓器になります。
膀胱は尿の貯蓄と排泄を行なうため水分代謝に関わっている臓器になりますが、実は肺も水分代謝に関わっています。

肺は東洋医学では水分を全身に散布することにより皮膚に潤いを与えていますが、余分な水分を腎に送り、尿に代わり膀胱から排泄されます。
そのため、肺の力が弱まることにより腎へ水分を送ることができなくなれば尿量が減少するだけではなく、尿の出も悪くなってきます。

イメージとしては缶切りを使用するタイプの缶詰の水切りです。

水を切る際どのように切りますか?
ザルに空ける!という答えはなしにして下さい(笑い)
1箇所に穴を開けますか?
それとも2箇所に穴を開けますか?

1箇所に穴を開けた場合水の出が悪いということを経験したことはないでしょうか?
これは空気の通りがないために出が悪くなっていますが、2箇所に穴をあけた場合は水を出す穴以外に空気の通り道が確保されるため水の出が良くなります。
この2つの穴を臓器に例えるとこのようになります。

・水を出す穴=膀胱

・空気の通り道としての穴=肺

そのため、尿の出が悪い場合には膀胱へのアプローチだけではなく、肺へのアプローチをすることにより尿の出を良くすることができます。

Share

関連記事

意外と知らない鍼灸の豆知識

毎年この時期になるとちょっと面倒くさいことが待っています。 それが「確定申告」! 個人事業主にとっては避けては通れぬ時期で、サラリーマンの方々がちょっとうらやましくなる時期でもあります。 確定申告の時期ではありますが、こ[…]

[» 続きを見る]

五十肩①

五十肩とは50歳前後の中年期に起きる肩の痛みで、「肩関節周囲炎」と言われる肩関節周囲の組織の退行変性が原因となる。 この五十肩は片側に発症し、夜間痛(夜に痛みが増す)も起きるため、睡眠にも影響が出てくる。 また、五十肩は[…]

[» 続きを見る]

迷っているのは○○!

迷っているのは○○! 以前某専門学校が出していたキャッチコピーですが、当時は『確かにそうかも!』と思った記憶があります。 ではこの○○に入る言葉をご紹介。 迷っているのはやりたい証拠! 迷うということは確かに『やってみた[…]

[» 続きを見る]

鍼灸治療後の基礎体温の変化

多嚢胞卵巣症候群と診断された30代女性。 治療前の基礎体温は低温期でも体温が36.7℃以上になったり、13日(赤丸の日)で高温期を迎えても36.7℃を下回ったりとガタガタしており、きれいな2層には分かれていない。 病院で[…]

[» 続きを見る]

ご予約、お問い合わせに関して

【ご予約、お問い合わせに関してのお願い】 水曜午後、木曜、日曜はお休みになります。 当院はマンションの一室にて診療をしておりますが、時々「ここに住んでいるんですか?」というご質問をいただくことがありますが、こちらのマンシ[…]

[» 続きを見る]