科学的にも証明される鍼灸で免疫力が上がる理由とは?

こんにちは。
蓬祥鍼灸院の長谷川です。
今回は「鍼灸と免疫」についてのお話です。
鍼灸治療で免疫力が上がるという話は聞いたことがある方もいるかと思いますが、これは鍼灸師が勝手に言っているのではなく、科学的にも証明されています。そのため、鍼灸治療を受けるとなぜ免疫力が上がるのか?免疫ってどんなものなのか?をご説明していきます。

鍼灸で免疫力が上がる理由とは

元気な女性

いま世界中でコロナウイルスが蔓延しており、テレビではマスクや手洗い、消毒など共に「免疫力を高めるように」という事を言われています。鍼灸治療で免疫力が上がると言われていますが、これはしっかりと科学的にも証明されていることであり、私自身も実感していることになります。鍼灸師になる前は毎年最低でも4回は風邪を引いていましたが、鍼灸師になってからはほぼ風邪を引かなくなりました。そのため、医療費は年1回の歯医者ぐらいで済んでいます。

ではなぜ鍼灸治療を受けることで免疫力が高まるのか?

これは鍼灸治療を受けることによって免疫を司るNK細胞やT細胞の働きが活発になることが確認されています。また、なぜこの細胞が活発になるのかと言うと、鍼灸治療により免疫組織に分布している自律神経が血流を調節する間接的な作用と、免疫を担当する細胞に直接作用することが明らかになっています。

NK細胞とT細胞って何?

NK細胞
NK細胞とはナチュラルキラー細胞と言われており、体の中を常に巡回している免疫細胞になり、体にウイルスや微生物が侵入すると即座に攻撃を仕掛けます。そのため、交番勤務の警察官のような働きをします。

T細胞
T細胞は体の中に侵入したウイルスなどに攻撃を仕掛けるとともに、そのウイルスを記憶し、再度同じウイルスが体に侵入した時に速やかに対応する働きを持っています。そのため、警察署の警察官や警察のデータベース的な働きをします。

自然免疫と獲得免疫について

免疫機能には2種類あり、それがこの自然免疫と獲得免疫になります。この2つの免疫システムがお互いに協力し合うことで体を守ることになります。

自然免疫
自然免疫とは先天性免疫と言われ、生まれ持った免疫力ということになります。体に異物であるウイルスなどが侵入した時はまずこの自然免疫により攻撃が始まります。そして、この働きを担うのが先程のNK細胞や好酸球、マクロファージなどになります。

獲得免疫
獲得免疫とは後天性免疫と言われており、一度体に侵入したウイルスなどを記憶することで、2回目以降に力を発揮します。この獲得免疫を利用しているのが、麻疹(はしか)の予防接種などになり、先程のT細胞がこの役目を果たしています。

免疫力を高める食事ってどんな食事?

鍋料理

免疫力を高める食事についてはテレビなどでは「○○を食べると免疫力アップ」という事を時々やっていますが、私個人としてはこういうのはあてにはしておりません。なぜなら、数年後にはまた違ったことが言われるようになるからです。
しかし、免疫力を高める食事がないとは思いません。免疫力を高める食事とはやはり「バランスの取れた食事」ではないでしょうか?

そこで私がおすすめする食事は鍋料理になります。

鍋料理は肉、野菜、魚、豆腐など様々な食材を使うため糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルと言った5大栄養素をしっかり摂ることができる食事になります。また、野菜や肉などに含まれるビタミンCやB群は水溶性ビタミンになるため摂取しづらいのですが、鍋料理であればスープに染み出すことで余すことなく摂取することが可能となります。
今年は暖冬とはいえ、まだまだ寒い日もあるのでちょうどよいのではないかと思います。

免疫力を高める・下げない方法

笑う女性たち

食事以外で免疫力を高めたり、下げない方法は言わずもがな、規則正しい生活を送ることです。
・睡眠をしっかり取る
・体を休める
・適度な運動をする
こういったこがしっかりと出来ていれば、免疫力は下がりにくくなります。

また、免疫力を高める方法としては「よく笑うこと」と「体を温めること」も重要になります。
笑いと免疫力の関係性は一見関係なさそうに見えますが、「笑うことでNK細胞の働きが活発になる」ということが分かっています。お笑い怪獣・明○家さ○まさんが常に元気で病気にならないことを考えると「笑いと免疫力の関係」は少し納得してしまいます。

体温と免疫の関係は体温が高いほうが免疫機能が高くなるということも証明されています。一般的には体温が36.5~37℃以内であると免疫機能がしっかりと働き、36℃を下回ると免疫機能が弱くなってしまいます。そのため、入浴がシャワーの方はしっかりと湯船に浸かり体を温めるようにしましょう。

まとめ

免疫のお話をしましたが、実はこれは極一部のわかりやす部分のみをご説明してきました。実際にはもっと色々な細胞が関与しているため、もっと複雑になります。
鍼灸治療は体の不調を改善するための選択肢としてだけではなく、鍼灸治療を取り入れることで免疫力が上がるため健康の維持・増進にも役立たされことができます。この場合は月に2回の鍼灸治療と生活習慣の改善をすることで体調管理をしていくことになります。

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