蓬祥鍼灸院の長谷川です。
毎年花粉症に悩まされている方は非常に多いですが、花粉症の薬が保険適用外になる可能性があることはご存じでしょうか?
保険適用外になってしまった場合は耳鼻科や内科を受診した際は自費となってしまいます。
本記事では耳鼻科や内科で処方される花粉症の薬が保険適用外になる理由やいつから適用外になるのかについて解説していきます。
花粉症でお悩みの方にとっては死活問題となるかもしれない情報です。
国民病ともいえる花粉症の薬が保険適用外になる可能性があります。
では、なぜ多くの方が悩んでいる花粉症の薬が保険適用外になってしまうのかというと、そこには以下の3つの理由があります。
1つ目の理由は日本の国民皆保険制度が崩壊する可能性があるからです。
日本では国民全員が健康保険に加入し、等しく保険診療が受けれように所得に応じて保険料金が決まっています。
そのため、今では加入していない人は本当にごく一部の方だけだと思います。
これが日本の国民皆保険制度になりますが、今ではこの制度が裏目に出てしまっていると言えます。
ちょっとしたことでもすぐに病院へ行き薬をもらう
飲まなくてもいい薬を大量に処方される
この小さな小さな積み重ねが結果的にこの制度の維持を困難にしています。
実はこの医療は毎年最高額を更新していると言ってもいいほどです。
そのため、国はできるだけこの医療費を削減していきたいという考えがあります。
2つ目の理由が病院で処方される薬と同等の効果がある市販薬がドラッグストアで購入することができるからです。
それだけ?と思うかもしれませんが、こうすることにより先程の医療費の削減にもつながるからです。
仮に花粉症の薬を国民全員が市販薬を購入するようになると、医療費は約600億円ほど削減できるとされています。
花粉症の薬だけでこの金額なのでいつかその他にも増えてくる可能性はあります。
3つ目の理由はセルフメディケーションが推奨されているためです。
セルフディケーションとは?
健康の維持、増進、または病気の予防を自ら行うことを言います。
つまり、自分自身の生活習慣を見直し、改善して健康な体でいるようにということです。
このセルフメディケーションにかかった費用は医療費控除の特例として認められているため、若干ですがお金が戻ってくる仕組みになってします。
現在のシステム的には予防目的では控除の対象外となってしまいますが、ドラッグストアで購入した医薬品に関しては対象となります。
ただ、ドラッグストアで購入した医薬品はそもそも医療費控除の対象のはずなので、システム的には予防目的で行っていることも対象にすべきではないか?と個人的には思っています。
花粉症の方にとっては保険適用外になる可能性があるとしたら、気になるのが「いつから」なのかだと思います。
そのため、いつから花粉症の薬が保険適用外になるかについてお話していきます。
花粉症の薬が保険適用外になる時期はいつからかはハッキリとはまだ決まっていません。
現段階では医療費削減の1つの案として議論されている状態です。
そのため、今のところはまだご安心ください。
花粉症の治療は薬だけではなく、根治治療が期待されている減感作療法や鼻のレーザー治療などもあります。
ではこの2つの治療に関しては保険がどうなるのかが気になるところです。
しかし、こちらに関しても今のところは情報は特にありません。
ひょっとすると、この2つの治療に関しては薬が保険適用外になっても、そのまま保険診療が継続される可能性もあります。
花粉症の薬以外にも保険適用外になる可能性がある薬もあります。
この2つに関しても市販のものでも代用できると判断されているため、保険適用から外される可能性があります。
特に風邪に関しては薬では治せないということはご存じの方も多いと思います。
また、欧米諸国でも風邪では病院に行っても薬は処方してもらえないという話も聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
しかし、日本では風邪でも病院にかかり当たり前のように薬が処方されていますが、この部分をカットできればさらに医療費は抑えることが可能となります。
湿布に関しては言うまでもありません。
花粉症の方にとっては耳鼻科の薬と市販の薬では効果が違うという声を聞きますが、いつからそうなるのかは分かりませんが、いずれは保
険適用外になる可能性があることを覚えて覚えておきましょう。
私自身も鍼灸師になる以前は花粉症で悩まされた時期がありましたが、生活習慣を見直したところ一切症状が出なくなりました。
鍼灸治療でも改善は可能ですが、症状がそれほどひどくない場合は生活習慣を見直すだけでも改善はできるかと思います。
症状がひどい方は今のうちから鍼灸治療なり、漢方薬なりで花粉症体質の改善に取り組みましょう。
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