花粉症の薬が保険適応外に。その背景にある理由とは?

こんにちは。
蓬祥鍼灸院の長谷川です。

今回はもうすぐやってくる花粉症に関する内容になります。
タイトルにもありますが、このニュースはご存知でしょうか?

花粉症の薬が保険適応外に

昨年の秋頃にこのようなニュースが飛び込んできました。

「花粉症の薬や湿布などを保険適応外にする」

私個人としてはついにこのような時代になったかと思いました。
花粉症は日本人の4人に1人は持っていると言われるほどの国民病であるにも関わらず、なぜこのような話が出てきたのでしょう?本当に保険適応外になったら花粉症の方にとってはかなりの痛手になると思います。しかし、中には毎年花粉症の症状はあるけど病院へは行かずに市販の薬を使っているから問題なしという方もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱり市販の薬よりも病院の薬の方が聞くという方もいらっしゃると思います。
一体なぜこのような話が出てきたのか?そして、いつから保険適応外なるのでしょうか?

なぜ保険適応外になるの?

1.国民皆保険制度の危機

1つ目の理由は日本の国民皆保険制度が崩壊する可能性があるからです。
国民皆保険制度についてはこちら「国民皆保険制度が崩壊寸前」
日本では国民全員が健康保険に加入できるよう所得に応じて保険料金が決まり加入することができます。そのため、誰でも等しく保険診療が受けることができます。今では加入していない人は本当にごく一部の方だけだと思います。
これが日本の国民皆保険制度になりますが、今ではこの制度が裏目に出てしまっていると言えます。

ちょっとしたことでもすぐに病院へ行き薬をもらう。
飲まなくてもいい薬を大量に処方される。

この小さな小さな積み重ねが結果的にこの制度の維持を困難にしています。

2018年度の医療費の総額(保険によって支払われた金額)は43兆円になっており、過去最高を記録しております。実はこの過去最高というのはほぼ毎年更新していると言ってもいいほどです。
そのため、国はできるだけこの医療費を削減していきたいという思いがあるために、まずメスを入れたのが花粉症の薬や湿布になります。

2.ドラッグストアで購入できる

なぜ花粉症の薬を保険適応外にするという案が出たのか言うと、病院で処方される薬と同等の効果がある市販薬がドラッグストアで購入することができるからです。
それだけ?と思うかもしれませんが、先程の医療費の削減にもつながるからです。仮に花粉症の薬を国民全員が市販薬を購入するようになると、医療費は約600億円ほど削減できるとされています。
花粉症の薬だけでこの金額なのでいつかその他にも増えてくる可能性はあります。

いつから保険適応外になるの?

では一体いつから保険適応外になるんだ?という話ですが、実はまだ決定してはおりません。現段階では「花粉症の薬と湿布は保険適応外にして市販のものにしてもらおうか」という改革案です。そのため、ここまで書いた内容ですとすぐにでも保険適応外になるんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、今のところは安心してください。

まとめ

まだ改革案なので今のところは保険診療を受けることができますが、いつの日か本当に保険適応外になる日が来てもおかしくない状況にあります。これは花粉症だけに限った話ではありません。風邪などはその最たるものになります。海外では風邪ぐらいでは病院を受診しても薬は処方されないぐらいです。
これからの時代は薬に頼るのではなく、「セルフメディケーション」が推奨されています。
セルフメディケーションとは自分自身の健康に責任を持ち、軽度の体の不調であればできる限り自分で対処をするという考え方になります。
国民全員がこの考え方を持つようになれば医療費は確実に下がり、日本の国民皆保険制度はこの先も安心できるものになります。

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