こんにちは。
蓬祥鍼灸院の長谷川です。
全国的に寒暖差の激しい2019年の冬ですが、体調を崩してはいないでしょうか?
今回は「冬になると悪化する生理痛」についてのお話です。
理想的な生理の状態は痛みがないこと。ですが、多くの女性が生理時には下腹部や腰などに痛みを訴えることになります。そして、中には冬になると生理痛が悪化するという方もいらっしゃいます。痛み止めの薬を服用してしまいがちですが、薬に頼る前に原因と対策を知ったうえでまずはセルフケアから始めてみましょう。
冷えと生理痛の関係は非常に単純ではありますが、冷えにより子宮内の血流が悪くなることにより痛みが出やすくなります。
ではなぜ血流が悪くなると痛みが出るのかというと、冷えにより血流が悪くなることでブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、アセチルコリンなどの発痛物質(痛みを伝達する物質)が産生されることで痛みを感じてしまいます。この発痛物質はぶつけたり、叩かれたりという刺激が加わることにより発生するものですが、冷えることにより血流が悪くな立った際にも発生することが分かっています。そして、この中でもブラジキニンは最強の発痛物質と言われています。
痛み止めで有名なロキソニンはこのプロスタグランジンの合成を抑える薬になります。
答えはぼぼ出ていますが、血流を改善することが大切なことになります。
適度な運動としてストレッチ、ウォーキング、ヨガなどを行い血流を良くするよう心がけましょう。
痛みがある時にするのではなく、日常的に行いましょう。
当院では問診の際に様々なことをお聞きしていますが、入浴についてもお聞きしています。
その中で気になるのが、一人暮らしの方だけではなく家族がいても自宅では季節関係なく毎日シャワーで済ませている方が意外にも多いということです。確かにシャワーの方が節約はできますが冬場ではシャワーでは体は温まりません。
そのため、冬場になると生理痛雨が酷くなる方はしっかりと湯船に浸かり体を温めるようにしましょう。
薬局やネトで簡単に購入できる千年灸を使用して、三院交や血海、関元などにお灸をしましょう。火傷にはご注意ください。また、火が怖いという方は日を使わないお灸もありますが、少々高くなります。
最も手軽に体を温めることができるホッカイロですが、腰に貼るか?下腹部に貼るか?で迷うかもしれませんが、より体が温まるのは下腹部になります。
人の体は毎日食べるものでできています。冷たいものや甘いものなどは体を冷やすために取りすぎは良くありません。
根菜類や生姜(乾燥したもので生はNG)、シナモン、ココアなどを毎日の食事に取り入れるようにしましょう。
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