多嚢胞卵巣症候群による不妊症の症例

30代女性 多嚢胞卵巣症候群による不妊症

中学時代から生理痛が酷く、常にロキソニンを服用していた。
高校に入ると勉強のストレスから生理痛はさらに酷くなり、漢方薬を服用するが効果なし。(生薬は不明)また、無排卵性月経になった時期もあり。
大学に入ると生理周期が35日~40日ほどになるが、それほど気にしていなかったが、生理痛で以前とは違う婦人科を受診した際に多嚢胞卵巣症候群と診断される。病院での治療はピルによるものだったが、副作用による吐き気が酷かったため病院での治療は中止する。
20代後半で結婚するが、やはりなかなか子供ができないために鍼灸治療での治療を希望される。

月経の状態

35日前後で月経期間は5日ほど。月経色は深紅色で少し粘りあり。
生理痛は前日~2日目まであり、下腹部に絞痛あり。
生理前になるとイライラ、下腹部の張り、気分の落ち込みなどあり。

弁証および治療について

肝鬱気滞証、瘀血証による多嚢胞卵巣症候群と生理痛
治療ペースは多嚢胞卵巣症候群ではあるものの、自力での排卵が認められるため週1回を基本として行なう。
治療2日後に生理が来たが、普段は1日3回ロキソニンを服用していたが、1回のみの服用で問題なかった。以後も週1回の治療を行ったところ、3週期めで自然妊娠を確認したため治療終了。

考察

高校、大学とストレスの多い学生生活を送っていたことが原因で多嚢胞卵巣症候群になっておりましたが、少し時間はかかるものの排卵することはできている状態でした。
そのため、治療ペースは週1回、3週期目で自然妊娠することができましたが、治療は疏肝理気、駆瘀血を目的とした治療で効果が出ました。

Share

関連記事

顎関節症の症例

40代女性 1週間ほど前に食事をしている際に左側の顎に痛みが起きる。 歯科医に行くと顎関節症と診断される。 顎関節症は20代の頃にも発症したことがあり、当時は名古屋へ引っ越してきたことによるストレスから発症。当時は歯ぎし[…]

[» 続きを見る]

日々の運動

約2週間前から10年ぶりにウエイトトレーニング(筋トレ)を始めました。 名古屋市が運営しているスポーツセンターであれば、1回300円、5回の回数券が1,000円、1ヶ月定期が1,600円ということで迷わず1ヶ月定期を購入[…]

[» 続きを見る]

どんな時に症状が悪化しますか?

あなたのお悩みの症状はどんな時に悪化する傾向がありますか? これは非常に参考になる情報になりますが、中にはあまり気にされていない方や分からないという方もいらっしゃいます。 ただし、本当に分からない、常に症状が変わらないと[…]

[» 続きを見る]

どう決める?不妊治療のステップアップのタイミング

コンテンツ1 不妊治療のステップアップについて2 ステップアップのタイミングはどう決めるの?3 ステップダウンという選択肢 不妊治療のステップアップについて こんにちは。 名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。 ここ最近は暖か[…]

[» 続きを見る]

体育の日

本日は体育の日。 「体育の日(10月10日)は必ず晴れる」というデータから1964年の東京オリンピックはこの日に決まったそうです。 このジンクスは今でも変わらないようです。 今日の新聞に運動週間に関する記事がありました。[…]

[» 続きを見る]