ホルモンバランスの乱れが原因の不妊症の症例

ホルモンバランスの乱れによる不妊症の症例

2018年5月に来院。
2015年に7歳年上の男性と結婚したが、すぐに子供のことは考えていなかった。
一緒に生活を始め子供のことを考え始めると、不正出血が起きたため婦人科を受診すると、原因はホルモンバランスの乱れによるものと診断される。また、基礎体温も付け始めると体温はガタガタしていた。
月経4日目での血液検査ではLH/FSH比は1.04のため、軽度の排卵障害あり。

【既往歴】
・幼少期からアトピー性皮膚炎で良くなったり、悪くなったりを繰り返している。
・社会人になってから花粉症になり、特に春が酷い。

【月経の状態】
30日周期で月経期間は6日ほど。
生理痛は前日から下腹部に鈍痛があるが以前よりはなくなった※高校生~大学生の頃で鎮痛剤は基本的に飲んでいなかった

【その他の症状】
疲れ目(仕事でPC、家ではスマホ)、乾燥肌、梅雨の時期にべたついたり、ほてる感じ、便秘(2日に1回ほど)、足のむくみ、冷え(手足、お尻、お腹)

【アトピーの悪化要因】
湿気の多い日、寝不足、仕事が忙しい時※乾燥は保湿で何とかなる、運動後や飲酒後などで体温が上がった時。

弁証および治療について

肝鬱化火による不妊症とアトピー性皮膚炎

治療は仕事が忙しく、平日でも22時ごろの帰宅となったり土曜日でも出勤となることが多いため、来院できる時に治療をしていくこととする。約10ヶ月に渡って根気よく治療をしていくことで自然妊娠できたため治療終了。アトピー性皮膚炎は治癒まではいかなかったが、当初の目的は妊娠することであったため治療を終了としました。

考察

仕事の忙しさと運動不足などが原因で気の流れが悪くなり、気鬱が化火したことことによって不正出血や排卵障害などが起きたと考えます。そのため、治療は清肝瀉火という肝の熱を取る治療をコツコツと行っていきました。

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