不妊治療の気になるペース

不妊治療に鍼灸を取り入れる場合、どのくらいのペースで通う必要があるの?

昨今の日本では鍼灸治療をはじめとした東洋医学が注目されており、NHKでも鍼灸治療の特集が組まれるようになっております。
そして、鍼灸治療は本当に様々なお悩みを改善することが可能になりますが、中でも現在鍼灸デビューとなるきっかけになるのが不妊治療の一環で鍼灸治療を取り入れようという方々です。
鍼灸治療による不妊治療の場合、現在の医療制度上では保険診療とはならず自費診療となることはご存知の方が多いかと思いますが、病院での不妊治療を受けている方が鍼灸治療も取り入れる際にやはり気になるのが治療ペースになるかと思います。
各治療院によって提示する治療ペースは違ってくる部分がありますが、当院ではこのように考えております。

鍼灸による不妊治療のペースはどのくらい?

原因不明の不妊の場合

病院で検査をしてもお互いに特に問題がないケースも多々あります。
しかし、検査というのはあくまでも西洋医学の観点から体を診て言った場合になりますが、東洋医学的な視点から体を診ていくと要治療となることは多々あります。
そのため、原因不明の方の場合は基本的には週1回の治療を基本としております。

不妊の原因となる基礎疾患がある場合※多嚢胞、無排卵、黄体機能不全など

不妊の原因となる基礎疾患がある場合はまずは基礎疾患の治療を行う必要があるために、当院では基本的には週2回を基本としております。
治療とともに生活習慣の改善を行なっていき、基礎体温や病院での排卵チェックなども行ないながら治療効果の判定を行なっていきます。薬に関しては使用していただいても特に問題ありません。

40代の方

基礎体温の状態、ホルモン値などを確認させていただいた上で週1回、または週2回かを判断させていただきます。
特に問題のない方は週1回、しっかりと治療しなければいけない場合は週2回を基本としております。

まとめ

週1回の治療なのか週2回の治療なのかはその方の現状によって左右されてきます。やはりしっかりと治療すべき原因がある場合は全ての方ではありませんが、週1回の治療では難しい面もあります。
ただし、週2回の方の場合は原因の改善具合をみて週1回に変更していきますので、不妊治療というよりはまずは基礎疾患の治療に専念していくとお考えいただければと思います。
そのため、基礎体温表もしっかりと付けていただくことにもなります。

基礎体温表

また、治療の際には週1回の方でも週2回の方でも基本的には生活習慣の改善はしていただかなくてはいけません!場合によっては自宅にてお灸によるセルフケアもお願いしております。

鍼灸による不妊治療をご検討の方はご参考にしてください。

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