腰痛の方がやってはいけない腹筋トレーニング

腰痛の方がよく言われるフレーズが「腹筋を鍛えてください」という一言になります。
まず、腰痛の方がなぜ腹筋を鍛えなければいけないのかというと、腹筋というのは何もしなければすぐに筋肉は落ちてしまい、腹筋と背筋のバランスが崩れ、どんどん腰が反ってしまうことになります。中年太りの方を思い出していただくと分かりやすいかと思います。
ぽっこりお腹で腰が反っているかと思います。

では実際に「腹筋を鍛えて」と言われて、「よし、やるぞ!」となった場合、皆さんはどのような腹筋トレーニングを行なうでしょうか?
多くの方がいわゆる腹筋を鍛えるトレーニングとして「クランチ」や「シットアップ」という腹筋をされるかと思います。

もし、この腹筋トレーニングをしているのでしたら、腹筋は鍛えられますが腰痛は悪化する可能性が高くなります!
特に、腰の部位でも「椎間板」にかなりの負担がかかることにより最悪「腰椎椎間板ヘルニア」を発症することになります。

ではどのよなトレーニング方法が良いのかと言うと「体幹トレーニング」といわれるトレーニング方法が腰に負担をかけることなく、腹筋を鍛えることが可能となります。
このようなトレーニング方法では腰椎の運動を伴わないために腰にかかる負担はかなり軽減されつつも、腹筋を鍛えることができます。

昔は当たり前のように行なわれていた腰痛予防や改善のための腹筋トレーニングが今では逆に腰痛を悪化させる危険性を指摘されています。
もし、昔ながらのクランチやシットアップによる腹筋トレーニングをされているのであれば、今すぐにこのトレーニングは中止しましょう。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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