頭への1本の鍼で腰痛が改善する理由

雨ばかりの日が続き、洗濯物が・・・という日が続きます。

さて、腰痛と一言で言っても本当に原因は様々です。
私自身も中学生の頃にかなり腰痛に悩まされた一人でもあるので、その辛さは非常に分かります。
そこで今日はかなりマニアックな腰痛の原因をご紹介致します。

それが「気の偏りが原因で起きる腰痛」です。

これは「空間診」という人の体を上下・左右・前後に分けた場合にどこに気が偏っているかを診て治療していく方法になります。
ちなみにこんな感じです

・右上の前
・左上の後ろ
・左下の後ろ
・右下の前

では症例のご紹介。

20代女性。
左側の腰に痛みがあり、仕事中に常に張るような痛みがあるが、休日になると痛みは多少楽になる。
管理職に就き、責任ある立場にあり休みの日でもお店のことが気になってしまう。

弁証:肝鬱気滞証
空間診:右上の前への気の偏り

治療:百会右へ3番鍼で15分置鍼。

ペイン指数(1番痛い時を10):治療前7 ⇒ 治療後2

この空間診の凄いところはたった1本の鍼で、それも患部とは全然関係ない場所に鍼を刺して治療できてしまうところ。ただし、残念ながら全ての方がこの方法で治療できるわけではありません。
空間診は頭・お腹・背中・手・足のツボを診ていき判断しますが、気の偏りが一致しなければいけないというルールがあります。
ただ、空間診での治療ができなくても、基本となる弁証配穴での治療が可能なためご安心下さい!

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