ホルモンバランスの乱れと東洋医学

こんにちは。
名古屋の鍼灸師、長谷川です。

不妊治療を始める際に多くの方が検査するであろうホルモン値ですが、このホルモンバランスが乱れは色々な原因があります。
・自律神経系の最高中枢である脳の視床下部の問題
・副官である下垂体の問題
・卵巣機能の問題
・ストレス
・体脂肪率が多すぎ、または少なすぎ
・過労
・年齢的なもの

ざっと考えただけでもこれだけ出てきます。

また、妊娠と関わるホルモンも様々ですが、代表的なものは
・エストロゲン
・プロゲステロン
・FSH
・LH
・プロラクチン
などがあります。

では、これたのホルモンバランスの乱れを東洋医学ではどのように考えるかと言うと、大きく分けると2つに分類されます
その分類が
・肝の問題で起きるホルモンバランスの乱れ
・腎の問題で起きるホルモンバランスの乱れ

【肝の問題】
多くはストレスが原因で起きるホルモンバランスの乱れになります。
東洋医学での肝は精神活動と関係しており、ストレスを受けると肝がまず影響を受けます。肝は全身の気の流れをスムーズにしていますが、ストレスで肝に影響が出ることで全身の気の流れが悪くなりホルモンの分泌にも影響が出てくることになります。
現代医学的に言えば「自律神経系の問題」でホルモンバランスが乱れていることになります。

【腎の問題】
腎は東洋医学では子宮・卵巣などの生殖器、脳などとの関係が深い臓器になります。
また、身体の成長とも関係があるため、初潮が遅い、無月経、過労、年齢的なもの(高齢)などによるホルモンバランスの乱れの場合は腎虚という腎のエネルギー不足が原因となります。
腎虚の原因は先天的な場合もあれば後天的なものもあります。
後天的なものの場合は大きな病気に罹患した、過労、子宮や卵巣の手術、出産(難産)などが考えられます。
腎の問題の場合は多くは身体全体が虚弱になっているとイメージしていただければ良いかと思います。

ここで疑問が出てくるかと思いますが、どっちの体質がどのホルモンバランスの乱れと関係があるのか?ですが、その答えは・・・

どちらのケースもありうるとなります。

もう少し細かく言ってしまえば、ホルモンバランスの乱れを引き起こす原因はこの2つだけではありません。
しかし、実際にはこの2つのタイプが多いため、これを見極めて治療していくのが我々の役目になります。

Share

関連記事

増える男性不妊の原因は精子の減少が原因か?

コンテンツ1 現代人の精子が減少傾向の理由とは?2 デスクワークも影響する3 精子の弱点とは?4 適度な排出も重要5 精子力をアップさせる方法6 まとめ 現代人の精子が減少傾向の理由とは? 海外のデータになりますが、現代[…]

[» 続きを見る]

浮腫み(むくみ)について③

脾とは東洋医学では胃腸系全般のことになります。 この脾と言う部分は食べ物から「気・血・水」を作り出す場所でもあるが、作るだけではなくこれらを全身へ運搬する働きもある。 つまり胃腸が弱っていたり、自覚がなくても胃腸が疲れて[…]

[» 続きを見る]

花粉症の症状は朝が1番辛い?モーニングアタックとは

こんにちは。 元アレルギー性鼻炎の蓬祥鍼灸院 長谷川です。 本日は花粉症の方にとってはおなじみとも言える寝起きの花粉症の症状に関してのお話です。 私自身アレルギー性鼻炎でしたが、モーニングアタック自体は経験したことがない[…]

[» 続きを見る]

春の花粉症

今年もあと少しで終わります。 会社などでもそろそろ忘年会が行なわれているころでしょうか? 以前は秋の花粉症に関して書きましたが、今回は春の花粉症に関してです。 秋の花粉症に関してはこちら。 今や現代病ともいえる花粉症です[…]

[» 続きを見る]

不妊の原因は痩せすぎかも?BMI値を計算してみよう

コンテンツ1 痩せすぎも不妊の原因になるの?1.1 痩せ型体型と不妊の関係2 妊娠するための推奨BMI値と体脂肪率2.1 BMIの計算方法 痩せすぎも不妊の原因になるの? 不妊症でお悩みの方で特に20代の女性に多くみられ[…]

[» 続きを見る]