フォーカルジストニア治癒

30代女性

昨年、プライベートにおいて過度のストレスがきっかけとなり、グランドピアノを弾く際にだけ指先に違和感が出てくる。
この違和感は日常生活ではまったく出てこない。
大学病院の神経内科を受診し、フォーカル(職業性)ジストニアと診断。

ジストニアの治療法は西洋医学ではこれといった治療法が確立されていないため、病院での治療はやめてインターネットで当院を見つけて鍼灸治療を選択される。

【治療前の症状】
グランドピアノを弾く際にだけ、親指と人差し指を伸ばすことができずに曲がったまま、中指は自分の意思とは関係なく突然伸びてしまう。なお、エレクトーンやパソコンのタイピングなどでは症状は一切出ない。

ピアニストのフォーカルジストニアの症例

【その他の症状】
右肩の凝り、春に回転性のめまいが起きやすい、イライラしやすい、完璧主義者

肝鬱気滞証によるフォーカルジストニアと考え、百会穴を中心に左胃兪や右合谷穴を適宜使用。
5回目の治療後から徐々に指先の違和感は消失し、以前のようにスムーズにピアノを弾けるようになってくる。
また、治療を始めるとともにストレス源となっていたこともも解決した。

週1回の治療を続けること4ヵ月で指先の違和感は消失したため治療は終了。

フォーカル(職業性)ジストニアは歌手や楽器を演奏する方が罹ることのある、局所性でかつその方の仕事の時にだけ症状が出てくる病気になります。例)歌手の方が歌う時にうまく声が出ない、ギタリストがギターを弾く時にだけ指が思うように動かないなど

治療を行う際に大切なことは一定期間仕事から離れることとともに、ストレスが原因で発症した場合はストレス源の排除になります。また、早期治療が大切なことは言うまでもありません。

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