東洋医学において大切なこと

東洋医学で大切なことは
「一人ひとりの体質を考えること!」

東洋医学といえば鍼灸治療や漢方薬になりますが、最近では病院でも漢方薬を処方してもらうこともできますし、ドラッグストアでも購入することができます。
しかし、病院での漢方薬も自分で購入する場合も大きな間違いをしているケースが多々あります。
それが、「一人ひとりの体質を考慮していない」ということです。

もし、皆さんがドラッグストアで漢方薬を購入するとしたら、どのように選びますか?
おそらく大半の方がパッケージに書いてある「症状」を見て購入することになると思いますが、これは間違いです。
そして、病院で処方される漢方薬も同じように効果があるとされているものを順番に処方しているような状態です。

これを鍼灸治療で考えてみると「肩こりに効くツボ」、「頭痛に効くツボ」というようにツボを選択して鍼を刺しているだけになります。

東洋医学は気・血・水のバランス医学です。
気・血・水とは生きていくうえで身体に必要な物質になります。

気:身体のエネルギーで各器官を動かすための物。

血:血液のことで、全身に栄養を運ぶ。

水:身体の中の水分のことで胃液や涙も含まれ、関節の動きを滑らかにする。

この3つの物質に過不足や滞りが生じ、バランスを崩したときに身体に不調が起こりますが、乱れ方は生活習慣が違えば当然一人ひとり違いますよね?
そのため、治療に関しても

・気が不足していれば、「補気」という気を補うことのできるツボや漢方薬。

・気の流れが滞っていれば「行気」という気の流れをよくするツボや漢方薬。

東洋医学で体質を考えるためには「最も辛い症状」だけではなく、「その他にどんな症状があるのか?」、「どんな時に症状が悪化するのか?」といった内容の方が大切になります。

以下が東洋医学での体質分類になります。

参考にしてください。

【虚弱体質】
エネルギー不足の「気虚体質」
血液が不足した「血虚体質」
身体を温める力が低下した「陽虚体質」
身体を潤す力が低下した「陰虚体質」

【代謝障害体質】
気の流れが悪い「気滞体質」
血液の流れが悪い「瘀血体質」
身体に熱がこもった「実熱体質」
身体に余分な水分が溜まった「痰湿体質」

Share

関連記事

妊娠報告

昨年の7月から不妊治療でお越しの40歳女性。 この度、自然妊娠の報告をいただきました。 約7ヶ月にわたり、週1回の治療を継続されお灸も毎日行なっていただけていました。 治療は補腎のために太ケイや照海を使用し、月経期には三[…]

[» 続きを見る]

生理不順 35歳 女性

美容鍼を希望して来院されるが、生理周期が安定していないため、生理不順も改善したいとのこと。 現在は28~40日で来朝している。 生理痛あり(初日に鈍痛がある程度)、たまに薬を服用 血塊あり 舌:淡白舌・舌下静脈の怒張あり[…]

[» 続きを見る]

顔面神経麻痺に対する鍼灸治療の症例

コンテンツ1 60代 女性 顔面神経麻痺(ベル麻痺)の症例2 弁証および治療について3 考察 60代 女性 顔面神経麻痺(ベル麻痺)の症例 2018年12月来院。 12月7日から右耳の後ろに痛みが出る。 2日後の9日の夕[…]

[» 続きを見る]

妊娠しやすい体作り~運動編~

  妊娠しやすい体作り【運動編】 こんにちは。体質改善請負人こと蓬祥鍼灸院の長谷川です。 【適度な運動をしよう】 皆さんは普段どの程度の運動をしていますか? 会社に行く際に車や電車の方が多く、自転車通勤という方[…]

[» 続きを見る]

女性の無理なダイエットがもたらす代償とは?

コンテンツ1 無理なダイエットがもたらす代償2 無月経とダイエットとの関係は?2.1 ダイエットによる無月経を阻止するためには?2.2 パリコレモデルも無理なダイエットはしていない!3 ダイエットによる無月経の治療法は?[…]

[» 続きを見る]