鍼灸治療を始めたら薬は止めるべき?

こんにちは。
名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。
最近は移転に伴い色々とやることがあり、何かと忙しくしております。

鍼灸治療を始めるきっかけは人それぞれではありますが、中には薬に頼らず体質改善したいという理由で鍼灸治療を始める方がいらっしゃいます。
この場合、今現在服用している薬を「すぐに止めるべきかどうか?」という問題が出てきます。

患者さんの中にもすぐに止めてしまう方もいれば、少なからず薬で症状が軽減されていることを実感されている方もいるため、すぐに止めることに抵抗がある方もいらっしゃいます。

そして、鍼灸師の中にもすぐに止めることを助言する方もいれば、医師と相談の上、徐々に減薬するようにと助言する方もいます。

私の場合は後者です。
第一に私たち鍼灸師は薬のことに口を出す権限を持っていません。
つまり、「薬を飲んでください」、「飲まないで下さい」ということを言える立場ではありません。
また、やはり少なからず薬によって症状が抑えられている部分はあるはずなので、鍼灸治療を始めたからといってすぐに薬の服用を止めるのは危険だと思っております。

そのため、当院ではまずは薬と鍼灸治療を併用

症状が落ち着いてきたら医師と相談して頂き減薬

さらに症状が落ち着けば医師と相談の上、服薬を中止し、鍼灸治療のみにする

鍼灸治療のみでも症状がなくなればご卒業

このような流れで行なっております。

以後はご自身で体調管理をされる方はセルフケアを怠ることのないようにお願いしておりますし、心配な方は月に1~回お越しいただければ引き続き身体のメンテナンスを行なわせていただいております。

Share

関連記事

直観力

日々治療をしていると直感的に「ここだなっ!」と感じたツボに鍼を打つことがあります。 直感で選び迷いのない鍼が打てると驚くほどの効果が出る。 これは治療者の直感力。 おそらく患者さん側にも同じことが言えるのではないかと思い[…]

[» 続きを見る]

バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺とは腟の入口付近にある左右一対の腺で、性行為を滑らかにするための液を分泌しています。 この分泌腺にブドウ球菌、淋菌(りんきん)、バクテロイデス、クラミジア・トラコマチスなどが感染して炎症を起こす病気で、外陰部[…]

[» 続きを見る]

ストレスによる咳喘息の症例

コンテンツ1 40代 女性 ストレスによる咳喘息の症例1.1 【弁証】1.2 【病因病理】1.3 【治療】 40代 女性 ストレスによる咳喘息の症例 シルバーウィーク頃に風邪を引き、発熱と咳が出る。風邪が治りかけた所で家[…]

[» 続きを見る]

39歳 女性 生理不順

生理周期が40日周期で20代の頃は来ない月もあった。 結婚を機に仕事を辞め、専業主婦になったとたんに体の不調をきたすようになった。 現在はパートで週に4日ほど働いているため、専業主婦の頃よりは体調は幾分よくはなっている。[…]

[» 続きを見る]

鍼灸との出会い

鍼灸との出会いは17年前の高校1年の冬でした。 当時、バスケットボールをやっており、新人戦前で怪我をしていた時にとある方に紹介されたのが鍼灸院。それまでは接骨院にしか行ったことがなく、鍼治療の存在すら知りませんでしたが、[…]

[» 続きを見る]