鍼灸治療を始めたら薬は止めるべき?

こんにちは。
名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。
最近は移転に伴い色々とやることがあり、何かと忙しくしております。

鍼灸治療を始めるきっかけは人それぞれではありますが、中には薬に頼らず体質改善したいという理由で鍼灸治療を始める方がいらっしゃいます。
この場合、今現在服用している薬を「すぐに止めるべきかどうか?」という問題が出てきます。

患者さんの中にもすぐに止めてしまう方もいれば、少なからず薬で症状が軽減されていることを実感されている方もいるため、すぐに止めることに抵抗がある方もいらっしゃいます。

そして、鍼灸師の中にもすぐに止めることを助言する方もいれば、医師と相談の上、徐々に減薬するようにと助言する方もいます。

私の場合は後者です。
第一に私たち鍼灸師は薬のことに口を出す権限を持っていません。
つまり、「薬を飲んでください」、「飲まないで下さい」ということを言える立場ではありません。
また、やはり少なからず薬によって症状が抑えられている部分はあるはずなので、鍼灸治療を始めたからといってすぐに薬の服用を止めるのは危険だと思っております。

そのため、当院ではまずは薬と鍼灸治療を併用

症状が落ち着いてきたら医師と相談して頂き減薬

さらに症状が落ち着けば医師と相談の上、服薬を中止し、鍼灸治療のみにする

鍼灸治療のみでも症状がなくなればご卒業

このような流れで行なっております。

以後はご自身で体調管理をされる方はセルフケアを怠ることのないようにお願いしておりますし、心配な方は月に1~回お越しいただければ引き続き身体のメンテナンスを行なわせていただいております。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

蓬祥鍼灸院公式LINE
Share

関連記事

アトピー性皮膚炎に照海穴

30代女性。 幼少期よりアトピー性皮膚炎があったが、高校生の時に毎日のように菓子パンを食べていたら症状悪化。 以後、ステロイド軟膏を使用し症状を和らげていたが、今年の春から仕事の関係上、パンをよく食べるようになり再度症状[…]

[» 続きを見る]

誤った漢方薬の処方

こんにちは。名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。 近年では漢方薬を処方される病院が増えており、漢方薬を専門に打ち出している医院も増えてきています。 しかし、やはりそこは西洋医であるため、西洋医学に関する知識はしっかりと持たれ[…]

[» 続きを見る]

異病同治とは

異病同治(いびょうどうち)とは 「西洋医学では異なった病気でも、それぞれの病気を引き起こしている原因が同じであれば治療法は同じ」。 ここで言う原因と言うのが、日々の生活習慣からなる個々の「体質」ということになります。 こ[…]

[» 続きを見る]

医療費控除してますか?

こんにちは。 名古屋の鍼灸師、長谷川です。 今日はいつもより少し温かくなる予報で、最近は日の入り時間が少し遅くなってきたため、春はもうすぐそこまで来ている感じがします。 そして、毎年この時期といえば個人事業主にとってはや[…]

[» 続きを見る]

筋緊張型頭痛に対する鍼灸治療の症例

コンテンツ1 30代 男性 筋緊張型頭痛の症例2 弁証および治療について3 考察 30代 男性 筋緊張型頭痛の症例 2019年5月来院。 4月中旬から頭痛がするため、総合病院を受診すると筋緊張型頭痛と診断。薬を処方された[…]

[» 続きを見る]