月経の状態で分かる女性の体調

こんにちは。
名古屋の鍼灸師、蓬祥鍼灸院の長谷川です。

今日は女性の月経についてです。
月経・・・つまり生理ですね。
月経は28日周期で訪れるものですが、これは月の満ち欠けと同じ周期で訪れるため「月経」と言われています。
この辺りは東洋医学では「天人合一思想」という、自然界で起きていることは人の体の中でも同じことが起きているという考え方と一致しています。
生理(月経)と月の満ち欠け

医学的には月経は「25日~40日以内に定期的にきていれば問題なし」ということになっています。
また、月経期間は5日ほどで、月経色も淡紅色で生理痛もないというのが正常な月経となります。

しかし、実際に上記のような理想的な月経の状態の方は非常に少ないというのが現状ですね。

皆さん、何かしら月経のことで気になることはお持ちかと思いますが、月経は男性にはない生理現象のため女性の体調を知る上で非常に重要な情報源となります。
月経(生理)は女性の体調を知る上で重要項目

【月経周期の乱れ】
・生理が遅れる
ストレスや加齢による自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れ、冷えが原因となる。その他、多嚢胞卵巣症候群、急激なダイエット、何かしらの薬の副作用、早期閉経、妊娠。
東洋学では気滞、血虚、腎虚、血瘀、寒邪の影響と考えます。

・生理が早く来る
ストレスにや加齢による自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れ、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮頸がんなどの婦人科疾患。
東洋医学では熱、血熱、腎虚、脾気虚の影響と考えます。

【月経期間】
・長い※1週間以上続く
ストレスや加齢による自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れ、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮がんなどの婦人科疾患。
東洋医学では熱、血熱、脾気虚の影響と考えます。

・短い※3日以内に終わる
無排卵(卵巣機能の低下)、クロミッドなどの薬の副作用、急激なダイエット。
東洋医学では気滞、血虚、寒邪の影響と考えます。

【生理痛】
ストレス、冷え、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫などの婦人科疾患。
動けないほどの激痛がある場合は卵巣頚捻転などの疑いがあるため早急に病院を受診するようにしましょう。
※生理痛は痛みに強いほど要注意です!
東洋医学では気滞、寒邪の影響と考えます。

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