便秘薬に頼りすぎないで下さい

便秘でお悩みの女性も意外と多くいらっしゃいます。
便秘の薬と言えば昔からのCMでおなじみの「便秘薬にはコー○ック」ですが、飲んでいる方はいらっしゃるでしょうか?
もし飲んでいる方がいましたら、すぐに止めるようにしましょう。特に長期間にわたって飲んでいる方はなおさらです。

【まずは排便のメカニズムについて】
食べ物が胃で消化され小腸へ送られる→小腸で栄養を吸収し、残った物が大腸へ送られる→大腸で残り物から水分が吸収される→水分を吸収された残り物が便となり、大腸の蠕動運動により直腸へ送られ排泄される

これが排便のメカニズムになります。

この過程において重要となってくるのは自律神経の働きです。
胃・小腸・大腸の働きは自律神経により支配されており、副交感神経が優位な状態になりリラックスしている状態でなければこれらの内臓はしっかりと仕事をしてくれません。

便秘の原因は自律神経の乱れ

通常ですと、胃に食べ物が入ることにより「胃-大腸反射」という反射反応が起こることにより、大腸が活発に動き便意を感じるようになります。特にこの反射は朝食時に起きることが多いですが、個人差はあり食後に便意を感じる方はこの反射がしっかりと起きていることになります。

つまり便秘の多くの原因は自律神経系の問題であり、自律神経が乱れる原因として「ストレス」が関係してきます。また、そのほかの原因としては女性の場合では子宮筋腫なども関係してきます。

では、コー○ックがなぜ便秘薬として飲まないほうが言いかというと、この薬は大腸を刺激して排便を促すためです。こういった薬を飲むと腹痛が起きるのはそのためです。

本来なら先ほどご説明した反射作用が起こり便意が起きますが、出ないからと言って腸を刺激する薬を長期間使用することにより、大腸の機能がほとんどなくなってしまい、さらに便秘を悪化させることになります。

便秘薬を使いすぎると腸の働きが悪くなる

【便秘の改善方法】
まずはストレス対策!これが重要です。
その他、長を温める、お腹のマッサージ、運動、ダイエット中ということで食事量が少ない場合にも便秘は起きるため、食事はしっかりと摂る。ダイエットは運動するのが基本中の基本です。
筋腫などの婦人科疾患による便秘であれば、これらの治療も重要です。

Share

関連記事

先生は何歳ですか?

最近、新規の患者さんによく聞かれます。 特に年上の方には比較的若く見られるようですがこう見えて34歳です。 年齢を気にされるのにはやはり理由があると思いますが、その一番の理由は「年齢と経験年数」ということだと思います。 […]

[» 続きを見る]

夏バテしてませんか?

こんにちは。蓬祥鍼灸院の長谷川です。 名古屋ではいまいちスッキリしない日が続いており、相変わらずジメジメしております。 時期的にもそろそろ夏ばてを起こしやすい時期ですが、体調の方は問題ないでしょうか? 当院にも何名か夏バ[…]

[» 続きを見る]

異病同治とは

異病同治(いびょうどうち)とは 「西洋医学では異なった病気でも、それぞれの病気を引き起こしている原因が同じであれば治療法は同じ」。 ここで言う原因と言うのが、日々の生活習慣からなる個々の「体質」ということになります。 こ[…]

[» 続きを見る]

更年期障害 56歳 女性

主訴:更年期障害によるさまざまな症状・肩こり・腰痛 2年ほど前から更年期障害とみられるさまざまな症状が現れ、症状は疲れやすさ・倦怠感・手足の冷え・お腹の張り・むくみ・抑うつ感・体が重だるい・胃もたれしやすい・胃痛・頭痛・[…]

[» 続きを見る]

異病同治・同病異治

東洋医学の治療の特徴として「異病同治」、「同病異治」というものがあり、現代医学との大きな違いになります。 ・異病同治:異なった病気でも原因が同じであれば治療法も同じ。 ・同病異治:同じ病気でも原因が違えば治療法も違う。 […]

[» 続きを見る]