鍼1本で顎関節症治癒

1年半ほど前から左顎にドーンとした痛みがあり、歯科医で顎関節症と診断。
現在は口を大きく開けることができず、また左側を下にして寝ても顎に痛みがある。また、歯科医では顎の筋肉を軟らかくするために顎を左右に動かすことを勧められている。

舌診:淡白舌、酷い歯痕あり
腹心:左滑肉門~大巨虚

切経にて左側の足陽明胃経の弱りを確認。

【弁証】胃経経気不利による顎関節症

【考察】
東洋医学では主に上顎は足陽明胃経、下顎は手陽明大腸経と関係がありますが、この方の場合は胃経の弱りにより上顎に影響が出たことで顎関節症を発症したものと考える。

治療は足陽明胃経上にある左大巨穴(臍の左斜め下)に5番鍼で10分置鍼。
鍼を刺した直後に顎の痛み10→2となり、計2回の治療で顎の痛みはほぼ消失し、その他にも10年ほど前からの酷い便秘も改善されてきている。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

蓬祥鍼灸院公式LINE
Share

関連記事

本当に凄い鍼灸師ができること

本当に凄い鍼灸師が出きることは○○です。 考えていただけたでしょうか? ではでは、本当に凄い鍼灸師とはどんなひとか? 「患者さんが訴えている症状を悪化させることができる、または健康な人の体調を崩すことができる人。」 意外[…]

[» 続きを見る]

顎関節症の症例

40代女性 1週間ほど前に食事をしている際に左側の顎に痛みが起きる。 歯科医に行くと顎関節症と診断される。 顎関節症は20代の頃にも発症したことがあり、当時は名古屋へ引っ越してきたことによるストレスから発症。当時は歯ぎし[…]

[» 続きを見る]

心身の不調をきたす5月病にご注意を

こんにちは。 名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。 新年度が始まり早1ヶ月が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか? 社会人の方々は今日からゴールデンウィークということで最長で9連休のため、どこかへ出かける方もいれ[…]

[» 続きを見る]

これぞ異病同治

異病同治とは・・・ 「異なった病気でも、病気の原因が同じであれば治療法も同じ」という東洋医学独特の考え方になります。 ①冷え性を訴える女性 ②眼精疲労を訴える男性 ③花粉症の女性 3名ともツボを探っていくと臍の斜め下にあ[…]

[» 続きを見る]

あなたが求めるのは治療ですか?慰安ですか?

こんにちは。 名古屋の鍼灸師、長谷川です。 本日の内容は治療院を選ぶ際に非常に重要な部分になってきます。 身体の不調があればどこかで治療を受けて早く良くしたいという気持ちがあるかと思いますが、皆さんは「治療」を受けたいの[…]

[» 続きを見る]