鍼1本で顎関節症治癒

1年半ほど前から左顎にドーンとした痛みがあり、歯科医で顎関節症と診断。
現在は口を大きく開けることができず、また左側を下にして寝ても顎に痛みがある。また、歯科医では顎の筋肉を軟らかくするために顎を左右に動かすことを勧められている。

舌診:淡白舌、酷い歯痕あり
腹心:左滑肉門~大巨虚

切経にて左側の足陽明胃経の弱りを確認。

【弁証】胃経経気不利による顎関節症

【考察】
東洋医学では主に上顎は足陽明胃経、下顎は手陽明大腸経と関係がありますが、この方の場合は胃経の弱りにより上顎に影響が出たことで顎関節症を発症したものと考える。

治療は足陽明胃経上にある左大巨穴(臍の左斜め下)に5番鍼で10分置鍼。
鍼を刺した直後に顎の痛み10→2となり、計2回の治療で顎の痛みはほぼ消失し、その他にも10年ほど前からの酷い便秘も改善されてきている。

Share

関連記事

鍼灸治療後の基礎体温の変化

多嚢胞卵巣症候群と診断された30代女性。 治療前の基礎体温は低温期でも体温が36.7℃以上になったり、13日(赤丸の日)で高温期を迎えても36.7℃を下回ったりとガタガタしており、きれいな2層には分かれていない。 病院で[…]

[» 続きを見る]

内装工事〜完成までもう少し〜

内装工事が始まり2週間が経過しましたが、現在は壁を張っている最中です。この壁貼り作業も明日には終了する予定です。 明日は候補に挙がっているクロスとフロアタイルを実際に壁や床に当てて選んでいきます! また、明日はNTTの現[…]

[» 続きを見る]

四診合参

四診合参とは 望診・聞診・問診・切診の4つことを指し、東洋医学での診察方法のことになる。 今では画像診断や血液診断などを行なえば、身体の異常を発見することができたが、昔はこのようなことは当然行なうことができなかったため、[…]

[» 続きを見る]

HSP-あなたは人よりも繊細な人かも?

こんにちは。 蓬祥鍼灸院の長谷川です。 仕事柄色々な方と接する機会がありますが、中にはちょっとした環境の変化で体調に問題が起きる「凄い繊細な方」がいらっしゃいます。 このような方はHSPかもしれません! 【HSPとは】 […]

[» 続きを見る]

刺絡の効果

鍼治療といえば髪の毛ほどの細さの鍼をツボに刺す治療のことになるが、実はこれ以外にも少し特殊な治療法が存在します。 それが「刺絡」という治療法。 刺絡とは指先や皮下にある毛細血管に特殊な鍼を刺し、瘀血(おけつ)と呼ばれる悪[…]

[» 続きを見る]