知って損なし!秋の花粉症のメカニズム

秋の花粉症はブタクサやヨモギなど主に雑草やカビに対するアレルギー反応により起きる症状になります。
春の花粉症よりは症状が出る方は少ないとはいえ、やはりかなりの方が秋の花粉症を持たれておりますし、中には春は大丈夫だが秋の方がひどいと言う方もいらっしゃいます。
花粉症はアレルギー疾患というのは現代医学での話しになりますので、当院では東洋医学の観点から秋の花粉症のメカニズムについてお話いたします。

秋の花粉症はなぜ起きる?

秋の花粉症が起きる原因は現代医学では雑草などの花粉が原因になりますが、東洋医学ではまったく違う考え方になります。
東洋医学的に秋の花粉症の方の体を診ていくと多くの方で共通するのが胃腸の弱りになります。
「胃腸の弱り」と聞いても「別に胃腸が悪いという自覚はない」という方も多くいらっしゃいますが、下痢や胃痛、食欲不振がないから胃腸は大丈夫ということではありません。
この場合は「胃が疲れている」という言い方の方がいいかもしれませんが、秋の前のシーズンである夏に冷たい食べ物や飲み物をたくさん飲むこと、夏の暑さなどにより胃が疲れた状態で秋を迎えることで花粉症が発症しやすくなります。

なぜ胃が弱ると秋の花粉症が起きるのか?

1番気になるのはこの胃の弱りと秋の花粉症の関係性ではないでしょうか?
現代医学では無関係ともいえるこの関係性を説明するには東洋医学の基本である五行の関係性を知っていなければいけません。
こちらが五行の関係性になります。

五行には相性関係というものがあります。
これは木から火が生まれ、火の燃えカスが土になり、土から金が出て、金から水が発生し、水のある所に木が生えるという関係性になります。
そこで注目していただきたいのが脾胃の部分になりますが、この関係性では脾胃の次には肺・大腸が来ています。
つまり脾胃が弱った状態では肺・大腸にも影響がることになります。この影響こそが秋の花粉症となります。

秋の花粉症の特長?喉の症状について

秋の花粉症の特長とも言えるのが喉の症状です。風邪を引いた時の痛みとは違い、痒みやイガイガ感があるのが風邪との違いになります。また、発熱がないのも特徴と言えます。
先ほど脾胃の弱りが肺・大腸に影響すると秋の花粉症となると言いましたが、喉は呼吸器系の一部になり、また肺も呼吸器となります。さらに東洋医学では「喉は肺の門戸(入り口)」と言い、喉と肺は密接な関係があります。
さらに「肺は湿を好み、燥を嫌う」という性質があります。肺がしっかりしていれば肺は適度な潤いを保つことができますが、弱っていれば潤いを保つことができなくなってしまいます。さらに秋は乾燥しやすい季節であるため肺はダメージを受けやすい時期でもあります。
そのため、肺が弱ってしまうことで喉にも異常が出やすくなってしまいます。

秋の花粉症を克服するためのポイント

秋の花粉症の克服のポイントは夏の養生、つまり生活習慣の改善が重要であることと、常日頃から胃腸に負担をかけない食生活を送る必要があります。
・アイスやかき氷を食べ過ぎない
・冷たいお茶やジュースを飲みすぎない
・食べ過ぎない
・アルコールを飲みすぎない
こういった基本的なことが非常に重要となってきます。
また、運動や足三里や太白、公孫、喉の症状がある場合は合谷、太淵などのツボへのお灸も日々の生活習慣に取り入れるとなお良いでしょう。

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