背中の湿疹の症例

こんにちは。
名古屋の体質改善請負人こと、蓬祥鍼灸院の長谷川です。
久しぶりの症例報告になります。

今回は30代女性の背中の湿疹です。
写真に関しては女性の背中ということで控えさせていただきます。

高校生の頃~春の花粉症になり、以後春になると背中や胸周り、お腹周りに湿疹ができやすくなるが、出ない年もある。
年齢を重ねるうちに春以外にも風を引いた時にもできるようになる。
皮膚科にてステロイド剤を処方されていたが、しっかり改善されたいということで鍼灸治療を希望される。
来院された時も肩甲骨付近に赤い湿疹があり、やや痒みがあり。

ここ数年は風邪を引きやすくなり、会社のデスクがエアコンの風が直接当たり、夏場は寒い。
その他、冷え性、肩こり、胃もたれしやすい、やや便秘気味

脈:沈細弱脈
舌診:淡白舌、舌先微紅刺、薄白苔

【弁証】
風寒表虚証による湿疹

元々、虚弱体質のために体の防御力が低下しているところに、東洋医学での春の主気である風、「風邪(ふうじゃ)」が体に侵入し、湿疹を引き起こしていると考える。

左後谿、左申脈穴に2番鍼で25分置鍼
治療後は脈力が出て、足が温かくなる。

・2診目
8日後に来院
時々痒みがある程度で赤みもほとんど治まる。

・3診目
1週間後に来院
痒みと赤みはほとんどなし。

・4診目
3週間後に来院
やや痒みが出る時もあるが、ほとんど気にならない。また、赤みに関しては全くでいない。

・5診目
2週間後に来院
痒み赤みともにないために治療終了。
※治療は全て初回と同じツボを使用。

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