妊活の第一歩は基礎体温をつけることから

現在、結婚しているがまだ子供は考えていない、またはそろそろ子作りのことを考えているという方。
自分が妊娠できる体かどうか不安に思ったことはありませんか?
現在は不妊症でお悩みの夫婦は7組に1組と言われる時代のため、決して人事ではありません。しかし、まだ病院に行く気にもならない・・・
このような場合はまずは基礎体温表をつけてみましょう。

妊活の第一歩は基礎体温をつけることから

妊娠を希望する方にまず行っていただきたいのが、基礎体温表をつけること。
基礎体温表は毎日決まった時間につけなければいけないため、結構面倒で大変なことではありますが、基礎体温を毎日測ることで今の自身の体の状態が把握することができます。

基礎体温で分かること

①妊娠できる状態かどうか
②月経周期
③排卵があるか
④妊娠しやすい時期(タイミング)
⑤妊娠の可能性
⑥ホルモンバランスの状態

ざっと考えただけでもこれだけのことが分かってきます。
妊娠を希望される方はまずは自身の体の状態をしっかりと把握することが大切です。
月経が毎月28~30日ほどであるから大丈夫と思っていてもなかなか妊娠できないため、基礎体温をつけてみたら低温期と高温期に分かれていない「無月経」だった、または体温が安定せずガタガタ、高温期が短いなど基礎体温をつけることで色々と分かってきます。
最低でも1周期、できれば3周期は付けてみてください。もし、問題がないようでしたら、思い切ってつけないという選択もありです。

基礎体温の見方

理想的な基礎体温は生理が始まってからの2週間である低温期と排卵が起き体温が上昇してから生理が来るまでの2週間である高温期がしっかりと2層に分かれており、低温期と高温期の平均の差が0.3℃あること。そして、低温期が2週間続き高温期に上がるまで前日に一度だけ体温が急低下していることが理想的な基礎体温となります。

しかし、実際にはここまで綺麗な基礎体温になることはめずらしく、多くの方は多少のガタツキガ見られるものです。

また、高温期の体温ですが基礎体温表には36.7℃の所に赤線や太線が入っていますが、この体温36.7℃が高温期と言うことになります。ただし、この36.7℃という体温はあくまでも低温期の体温が36.4℃の方の目安となるため、低温期の体温が低ければ高温期の体温も36.7℃よりも低くても問題ありません。大切なのは低温期と高温期の平均差が0.3℃あることです。

基礎体温から分かる不妊の原因

①無排卵性月経
生理はあるが基礎体温を測ると常に低温期と見られる体温が続き、生理が来てしまう場合は排卵が起きていない無排卵性月経となります。

②高温期が2週間続かない
通常では体温が上昇し高温期に入ると2週間は高音を維持するようにホルモンが分泌されますが、10日ほどで高温期が終わり生理が来てしまう場合は黄体機能不全となります。
※黄体機能不全についてはこちら

③高温期なのに体温が低下する日がある
通常は2週間にわたり高温を維持するようホルモンが分泌されますが、高温期にもかかわらず体温が低下する日がある場合も黄体機能不全に可能性があります。ただし、体温低下が1日のみの場合はインプランテーションディップという現象の可能性もあり。
※黄体機能不全についてはこちら

基礎体温をつける際は色々と気をつけなければいけないことがありますが、正しくつけているにもかかわらず「あれっ?」と思うことがあれば、まずは婦人科にて相談してみるようにしましょう。

まとめ

①基礎体温は最低でも3周期はつけるようにする
②基礎体温は低温期と高温期が2層に分かれていること
③低温期と高温期の平均差が0.3℃あること
④高温期の体温は低温期が低ければ高温期の体温も低くなる
⑤高温期に入る直前に体温が低下していること
⑥生理は来るが体温が2層に分かれない場合は無排卵性月経の可能性あり
⑦高温期が2週間続かない、または途中で体温が低下する日がある場合は黄体機能不全の可能性あり

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