子宮筋腫とエストロゲンの関係

閉経後も子宮筋腫が小さくならない

こんにちは。名古屋の鍼灸師こと蓬祥鍼灸院の長谷川です。
子宮筋腫とエストロゲンの関係ですが、一般的には子宮筋腫はエストロゲンの影響で大きくなり、閉経することによりエストロゲンの分泌が少なくなり、筋腫が小さくなるといわれています。
つまり、生理がある女性であれば誰でも子宮筋腫が発生してしまう危険性があることになります。

現代の女性に子宮筋腫になってしまう方が多い原因のひとつに、出産回数が少ないことも上げられています。妊娠していない状態では2つの女性ホルモンのうち、エストロゲンが優位になってしまいますが、妊娠している際にはプロゲステロンというホルモンが優位になるため、エストロゲンの影響を受けにくくなります。
そのため、エストロゲンの影響を受けないようにするために病院ではピルにより生理を止めてしまうという治療が行なわれることがあります。

当院にも子宮筋腫でお悩みの方がいらっしゃいますが、中にはすでに閉経しているにもかかわらず、子宮筋腫が残っている、というよりも大きさに変化が現れない方がいらっしゃいます。
この事から分るように、子宮筋腫はエストロゲンの影響だけの問題だけではないということになります。

子宮筋腫とエストロゲンの関係は確かにあることでしょう。しかし、本当にこれだけの問題であれば閉経すれば必ず筋腫は小さくならなければいけません。
なぜ小さくならないのかを考えると、そこにはやはり「免疫力」関係しているのではないかと思います。
子宮筋腫というのはいわば「腫瘍」です。この腫瘍は体の中で毎日作られていますが、体の中をパトロールしているNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の働きが弱まっていることが考えられます。この免疫細胞が弱まっていることで通常であれば排除できるはずが排除できなくなってしまいます。
簡単に言うと、「疲れていると家事が手抜きになる」ようなことが、細胞レベルでも起きている可能性が高くなります。

現代人は高齢でなくてもストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、過労などが原因で免疫力が低下しているといわれています。しっかりと免疫力を高めるようにしましょう。

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