こんにちは。
元花粉症の蓬祥鍼灸院の長谷川です。
花粉症による鼻詰まりでお困りの方は多いと思いますが、今まさに辛いという方もいることでしょう。
そして、皆さんが考えることは鼻詰まりを解消できる方法が知りたいということ!
そのため、本記事では花粉症による鼻詰まりでお悩みの方がすぐに実践できる鼻づまり解消法をお伝えしていきます。
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鼻詰まりを簡単に解消するポイントは鼻が詰まっているんだから鼻の周りかと思いきや、実は脇にあります。
まず1つ目の方法としてペットボトルを使用した鼻づまり解消法があります。
やり方は非常に簡単です。
もし、ペットボトルを用意するのが面倒であったり、今手元にない場合は自分の手でもOKです。
ペットボトルを使用した方法以外にも自宅にいる場合は横になるだけでも鼻づまりは解消することができます。
やり方はこちらも簡単。
右側の鼻が詰まっている場合は左側を下にして横になる。
実際に私が鼻詰まりを感じた時にやるのはこちらの方法になりますが、私の場合は数秒~数十秒で鼻づまりは解消されます。
今回ご紹介した鼻づまり解消法は脇を圧迫するという方法ですが、脇を圧迫すると鼻づまりが解消する理由についてご説明していきます。
脇を圧迫することで鼻づまりが解消するのは「圧発汗反射」という体に備わっている反射機能が働くためになります。
この反射は体の片側に圧迫を加えると、圧迫を受けた側の交感神経が抑制され、逆に反対側の交感神経の働きがよくなることにより鼻の粘膜の毛細血管が収縮します。
それでは花粉症による鼻づまりに関して考えていきましょう。
花粉症による鼻づまりは鼻の粘膜の毛細血管が炎症により腫れている状態です。
そこで、この反射が体で起きると炎症により拡張した毛細血管が収縮し炎症が落ち着くため、鼻の粘膜の腫れも引くため鼻詰まりが解消されることになります。
ただし、鼻詰まりの原因によっては効果が出ないこともあります。
このようなことが原因で起きている鼻詰まりの場合は効果はありません。
花が詰まっている状態は昼間でも辛いですが、寝る時に鼻が詰まっていると息苦しくて寝れなかったり、口呼吸になり喉が乾燥してしまいます。
そこため、寝る時に行える鼻詰まり対策もご紹介いたします。
寝る時にブリーズライトを使用して鼻腔を広げてあげる。
ブリーズライトという商品はご存じの方も多いと思いますが、鼻に貼り鼻腔を広げることで鼻詰まりを楽にするテープのことです。
私も興味本位で利用したことがありますが、たしかに鼻の通りが良くなります。
ただし、類似品がたくさん販売されており、私の記憶では100均でも購入できたと思いますが、そこはしっかりと薬局、ドラッグストアで本物を購入するようにしましょう。
やはり安い商品は効果が落ちますし、テープの粘着も弱くなります。
可能であればマスクをし喉の乾燥も防ぐようにしましょう。
マナが詰まった状態でマスクをするのは辛いということは私も十分理解できます。
しかし、だからといって寝ている間もずっと口呼吸をしていると喉が乾燥し風を引いてしまう可能性も出てきます。
そのため、さきほどご紹介したブリーズライトを使用して、鼻の通りを良くした上でマスクをするようにしましょう。
また、この時するマスクは個人的には布マスク、またはウレタン素材の洗って使い回せるものをおすすめします。
もしあなたが本当に花粉症による鼻づまりを改善したいと考えている場合は鍼灸治療や漢方薬による体質改善をおすすめいたします。
鍼灸治療は花粉症の症状をおさえるというよりは花粉症を引き起こしている体質を改善していきます。
そのため、鼻詰まりはもちろんですが、花粉症により起きる症状全般を改善していくことができます。
ただし、効果の方は治療当日から抜群に効く方もいれば、数年かかる場合もあります。
2021年の春は花粉の飛散量が多いとされる年ですが、当院で治療を受けている方々はほとんどの方が昨年よりも楽と言われています。
もちろん、今年から治療を始めた方もいれば、数年前から通われている方もいます。
本気で改善したい方は少し高く付きますが、鍼灸治療はおすすめできるかと思います。
また、数年後には病院で処方される花粉症の薬が保険適用外になる可能性もあるため、早めに改善するに越したことはないと思います。
【花粉症の薬が保険適用外に!?その背景にある3つの理由について】
私自身は治療の際にあまり使用しませんが、一般的に花粉症による鼻づまりに効果の認められるツボをいくつかご紹介します。
花粉症による鼻詰まりは1日中というよりも、花粉シーズンはずっと続いてしまう方も多いと思います。
だからこそ、少しでもよくしたいと考えているはずです。
そのためには、今回ご紹介した方法をぜひとも実践してみましょう。
鼻詰まりが治るわけではありませんが、楽にはなると思います。
本当に花粉症を改善したいのであればしっかりと治療を行うなり、鍼灸や漢方薬などの東洋医学で体質改善を考えるようにしましょう。
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