不正出血の症例

40代女性

7月から突然不正出血が始まり、総合病院の婦人科を受診し検査をするも原因不明。止血剤と漢方薬(ツムラ24番:加味逍遥散)を処方されたため服用すると出血は治まるが、しばらくすると再度出血が始まる。
その後は漢方内科の紹介を受け、処方された漢方薬(ツムラ77番:きゅう帰膠艾湯)を服用するも効果は感じられない。

11月に入り再度出血が始まると、腰の痛みが出てくる。また、出血が続いていたことから貧血になる。
その他、右肩の痛み、足の冷え、疲れ目、イライラなどあり。

【弁証】
肝腎陰虚証

【治療】
左大巨に5番鍼で15分

鍼を刺した直後より全ての症状が消失。不正出血も翌日には止まり、以降出血はなし。
この方の場合はいわゆる更年期体質である肝腎陰虚による「腎の封蔵作用の低下」による不正出血です。
西洋医学では原因不明の不正出血であっても適切な治療を行なえば経験上ほとんどのケースで翌日には止まります。
不正出血でお悩みの方はご相談下さい。

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