四診合参

四診合参とは
望診・聞診・問診・切診の4つことを指し、東洋医学での診察方法のことになる。
今では画像診断や血液診断などを行なえば、身体の異常を発見することができたが、昔はこのようなことは当然行なうことができなかったため、五感をフル活用して身体を診ていた。

・望診(ぼうしん)
目で見ること。
舌・髪・顔色・皮膚の状態・目など目で診察をすること。

・聞診(ぶんしん)
聞くこと。
聞くといってもこれは身体の状態を聞くのではなく、「患者さんの声の質や大きさ、しゃべり方」を聞くということ。また、この聞診には患者さんの体臭などの臭いをかぐことも含まれる。

・問診
患者さんの身体の状態を聞くこと。
東洋医学では辛い症状以外にも、生活習慣・食生活・排泄物・睡眠・入浴・月経・出産前後の体調・仕事や人間関係によるストレス、時には生い立ちなど様々な内容をお聞きします。

・切診(せっしん)
身体に触れること。
脈を取ったり、お腹・背中・手足・頭にあるツボを触る、皮膚の感触など患者さんの身体に触れて情報を得ること。

患者さんの身体を診ていく上ではこの4つの診察方法によって得た情報を分析し、今の身体がどのような状態なのかを見極めて治療方針を立てていくことを「四診合参」という。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

蓬祥鍼灸院公式LINE
Share

関連記事

黄体機能不全を漢方薬で効果的に治療するためのチェックリスト

黄体機能不全による不妊症を漢方薬で治療することを考えていたり、今治療中だけど効果がなかなか出ない、どんな漢方薬が効果があるのか知りたいと思っていませんか? 本記事では黄体機能不全を漢方薬で効果的に治療するために重要なチェ[…]

[» 続きを見る]

チョコレート嚢腫の著効例

2ヶ月ほど前からお越しの40代女性。 元々は別のお悩みで来院されていましたが、主訴は1回で改善されたが、その後も健康管理ということで今でも週1で来院されていましたが、先日、総合病院の婦人科にて定期健診をしたところ、チョコ[…]

[» 続きを見る]

へバーデン結節

おはようございます。 名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。 最近朝から手がこわばったり、指が痛い、または何か指の関節が腫れている・・・ もしかして「リウマチ!?」 というお悩みの方はまずは病院で血液検査をしてみましょう。もし[…]

[» 続きを見る]

妊娠おめでとうございます。

約1年にわたり不妊治療のために来院されていた30代の女性がこの度妊娠いたしました。 当初は自然妊娠を目標にしておりましたが、ガタつきのあった基礎体温は整ったものの、なかなか自然妊娠に至らなかったため、試しに人工授精を行う[…]

[» 続きを見る]

東洋医学の診察法~舌診~

東洋医学では問診以外に、脈診や舌診・腹診など独特の診察法があります。 その中で今回は舌診についてのご紹介です! 舌診とはその名の通り「舌」を「診る」わけですが、まず大切なのが健康な人の舌がどのような状態かを知っておかなけ[…]

[» 続きを見る]