坐骨神経痛の鍼灸治療の症例集

坐骨神経痛の鍼灸治療の症例集

坐骨神経痛の男性

蓬祥鍼灸院での坐骨神経痛に対する鍼灸治療の症例を一部ですがご紹介いたします。

坐骨神経痛でお悩みの方は参考にしていただけばと思います。

 

坐骨神経痛 42歳 女性

数年前から左臀部から太ももの裏側にかけて痺れが出てきたため、病院行くと坐骨神経痛と診断。
しかし、ヘルニアや狭窄症などではない。
その後はマッサージなどを受けに行くがあまり効果がなかったため、インターネットにて自宅から近い当院へ来院。

脈:緊

舌:淡紅・歯痕舌・舌裏怒張

弁証:気滞血オ

治療
1診目:百会・合谷(右)・三陰交(左)へ鍼を刺し30分置鍼
治療後痛みはほぼ消失し、10日経過しても痛みはほとんど出ていない。

2診目:初回と同様

 


 

50代女性 ヘルニアの手術後の坐骨神経痛

腰椎椎間板ヘルニアのため手術をしたが、坐骨神経痛が残ってしまい右の下腿外側・前面にしびれが常にあり、イスに座っているとお尻には痛みが起きる。

また、足の冷えも顕著にある。

現在は休職中であるが以前は接客業を行なっており、ストレスがかなりあり。

現在は坐骨神経痛がなかなか良くならないということがストレスになっいる。

 

【弁証:肝脾不和証による坐骨神経痛】

太衝穴と足三里に鍼を打つと足にスーッとしたんじがあり、治療後には足の冷えがなくなり、靴下が普通に履けるようになる。

3治療は週一回のペースで行っていき、5回目の治療後に一度だけ靴下を履く時に激痛が出ましたが、以後も治療を継続したことにより、14診で治療終了。

 


 

30代女性 軽度の腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛

半年ほど前から腰に痛みが出たため、整形外科を受診すると軽度の腰椎椎間板ヘルニアと診断。

整形外科と接骨院での治療をしていたが、なかなか良くならないために鍼灸治療を希望して来院。

お話を聞いていると半年前に二人目を出産しており、二人目の出産後から腰に痛みが出始めており、痛みは腰痛と右足の太ももの後ろにあり。

その他、寝付きが悪く、中途覚醒することもよくある。

 

【弁証:肝鬱気滞証による坐骨神経痛】

治療は百会穴一本で行い、治療直後は少し楽になった程度。

治療当日の夜はぐっすり寝ることができ、翌日には足の痛みが軽減されていた。

治療は週一回のペースで来ない、9診で治療は終了としましたが、子育て中でストレスがたまると痛みが出やすいということで今でもメンテナンスとして定期的に治療は継続中。

 


 

50代女性

約2年ほど前から両足の腿の裏から膝裏にかけて痛みが出るようになり、今年の春に整形外科へ行きレントゲンを撮るとヘルニアか狭窄症の可能性があるとの診断。※MRIは未実施。

近所の鍼灸接骨院で鍼治療を受けるが症状はまったく変わらない。

現在は30分ほどの歩行で痛みが強くなり、少し休むと痛みが引く「間欠性跛行」が診られる。※間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症の特徴。

肝腎陰虚証による腰部脊柱管狭窄症と考え、左照海を中心に合谷、大巨などを補助的に使用し治療すること6回でほとんど痛みはなくなる。

腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどは手術を選択しなければならない場合もあるが、手術はできれば避けたいという方はまずは1ヶ月鍼灸治療を継続してみてください。

また、手術したにもかかわらず坐骨神経痛が治らない場合もご相談下さい。

なお、膀胱直腸障害などが出ている場合は鍼灸ではなく、手術されることをお勧めいたします。

 


 

坐骨神経痛 30歳 女性

今年の3月まで育児休暇をとっていたが4月より復職。

オールタイムでの勤務ではないが、仕事・家事に育児にと忙しい毎日を過ごしていると両側の臀部と大腿部に痺れが起きる。

しばらくは様子を見ていたが痛み・痺れともに日に日に悪化。

症状はじっとしている時に起こり、動いていると楽。

 

脈:沈弦

舌:淡紅舌

弁証:気滞・胆経経気不利

 

治療:左右の後ケイ・足臨泣

治療後に痛み・痺れともに消失。

 


 

 

64歳 女性 脊柱管狭窄症による坐骨神経痛

3年ほど前に腰部脊柱管狭窄症と診断され、まだオペをするほどではなかったためしばらく様子を見ることになったが、3ヶ月ほど前から間欠性跛行のため100mほどしか歩行できない状態になる。

友人の勧めで整体に行き、さらに痛みが悪化したため当院に来院。

MRIなどの検査は医師による診断が下ってからは一度も行っていない。

患者さんの希望としては極力オペは行いたくないということでしたが、3回ほど治療して改善が見られない場合は病院を受診していただくことを約束し治療を始める。

 

舌診:淡暗色、舌下静脈の怒張あり。

脈:緊脈、左尺脈無力

腹診:全体に冷えが強い

弁証:気滞血オ、腎陽虚

 

【治療】

まずは痛みの治療を優先し、合谷・三陰交を使用。

治療後に舌下静脈の怒張が取れ、痛みはほぼ消失。

1週間後に来院された際、治療を受けた翌日に外に出かけたが、足の痛みなく長時間歩行ができるようになっていた。

その後は腎ユや太ケイなどを使用し、腎陽虚に対する治療を追加して行う。

現在は少し間隔を空けながら治療を継続していますが、痛みなく生活できるまで回復されています。

 


 

23歳女性 坐骨神経痛

中学から大学までバレーボールをしており、中学時代に腰椎椎間板ヘルニアを発症。

現在は飲食店で働いているが、雨の日になると腰の痛みが悪化し、また座る動作が現在は1番辛い状態。

仕事が忙しくなかなか治療に行くことができないため、現在は日曜日も診療している外科・内科の病院にて鍼・電気・マッサージを行っているがあまり変化がみられない。

百会にてまずは辛い右側の腰を治療したところ、痛みやだるさが瞬時に消失。

続いて、右ほどではないが左側の腰もだるさがあると言うので、左側の腰に対しても百会で治療を行うと、左の腰も瞬時に軽くなる。

舌を確認すると、半どん舌(水分を含みぼってりとした舌)であったため、水分代謝を促すため内三関穴に置鍼30分で治療終了。

治療後、今まであった腰の張りがなくなっていたため、現在は経過観察中。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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