同病異治とは

前回は「異病同治」についての話でしたが、今回は「同病異治(どうびょういち)」について。

同病異治とは
「西洋医学的には同じ病気でも、原因が違えば治療法も異なる」

ちなみに西洋医学は「同病同治」になり、同じ病気には同じ治療法ということですね。
・血圧が高ければ降圧剤
・痛みがあればロキソニン(痛み止め)
・皮膚疾患にはステロイド
・花粉症には抗ヒスタミン薬

この同病異治も非常に東洋医学独特の考え方のように思えますが、よく考えてみると意外とそうではないと個人的には思っています。
なぜなら、一人ひとりの生活習慣が違うわけなので、病気を引き起こしている原因だって違って当然ではないでしょうか?

今あなたのそばにいる誰かとあなたが同じ腰痛を抱えているとします。
・生活習慣
・食生活
・ストレス度
・年齢
・性別

まったくあなたとは同じとは言えないはずです。

・あなたの腰痛はストレスによる腰痛
・別の方は食生活の問題で起きる腰痛
・また別の方は過労による腰痛。という可能性があるわけです。

それぞれの腰痛の原因が違っているため、当然治療法は違ってくるはずです。
痛み止めを飲んでも、痛みを抑えているだけで原因は取り除けてはいません。

異病同治の時にもお話しましたが、東洋医学では西洋医学の診断結果や検査結果などはあくまでも参考にするだけです。

大事なのはあなたがどのような生活習慣を送っているのか?
その結果、どのような体質になっているのかです。

今までの、今現在の生活習慣の中にあなたを苦しめている原因が潜んでいます。

東洋医学はあくまでも病気を診るのはなく、「人」を診ます。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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