同病異治とは

前回は「異病同治」についての話でしたが、今回は「同病異治(どうびょういち)」について。

同病異治とは
「西洋医学的には同じ病気でも、原因が違えば治療法も異なる」

ちなみに西洋医学は「同病同治」になり、同じ病気には同じ治療法ということですね。
・血圧が高ければ降圧剤
・痛みがあればロキソニン(痛み止め)
・皮膚疾患にはステロイド
・花粉症には抗ヒスタミン薬

この同病異治も非常に東洋医学独特の考え方のように思えますが、よく考えてみると意外とそうではないと個人的には思っています。
なぜなら、一人ひとりの生活習慣が違うわけなので、病気を引き起こしている原因だって違って当然ではないでしょうか?

今あなたのそばにいる誰かとあなたが同じ腰痛を抱えているとします。
・生活習慣
・食生活
・ストレス度
・年齢
・性別

まったくあなたとは同じとは言えないはずです。

・あなたの腰痛はストレスによる腰痛
・別の方は食生活の問題で起きる腰痛
・また別の方は過労による腰痛。という可能性があるわけです。

それぞれの腰痛の原因が違っているため、当然治療法は違ってくるはずです。
痛み止めを飲んでも、痛みを抑えているだけで原因は取り除けてはいません。

異病同治の時にもお話しましたが、東洋医学では西洋医学の診断結果や検査結果などはあくまでも参考にするだけです。

大事なのはあなたがどのような生活習慣を送っているのか?
その結果、どのような体質になっているのかです。

今までの、今現在の生活習慣の中にあなたを苦しめている原因が潜んでいます。

東洋医学はあくまでも病気を診るのはなく、「人」を診ます。

Share

関連記事

つわりの意外な事実?

妊娠時のつわりに関しての意外な事実が判明? 妊娠初期に起きやすい「つわり」ですが、酷い方では出産するまでつわりがあり、食事がほとんど取れない方もいます。 当院にもつわりの影響で10㌔体重が落ちたという方が来院されたことが[…]

[» 続きを見る]

坐骨神経痛 42歳 女性

数年前から左臀部から太ももの裏側にかけて痺れが出てきたため、病院行くと坐骨神経痛と診断。 しかし、ヘルニアや狭窄症などではない。 その後はマッサージなどを受けに行くがあまり効果がなかったため、インターネットにて自宅から近[…]

[» 続きを見る]

筋トレのペース

いきなりですが筋トレは週2回をお勧めします。 週1回では体が疲れるだけで、筋力をしっかりとつけるには至りません。ただし全く効果がないわけではなく、あくまでもより効果的に筋肉をつけるためには週2回がお勧めということになりま[…]

[» 続きを見る]

繊維筋痛症とは?

名古屋の鍼灸師・蓬祥鍼灸院の長谷川です。 繊維筋痛症という病名を聞いたことがあるでしょうか? 最近ですと、アメリカの人気アーティストであるレディー・ガガがこの病気になってしまったことをSNSを通して発表しています。 この[…]

[» 続きを見る]

呼吸を変えれば身体も変わる

普段何気なくしている呼吸ですが、呼吸法を変えるだけでも身体は変わってきます。 一度ぐらいは聞いたことがあると思いますが、腹式呼吸を実際にやってみたことがあるという方は少ないんじゃないかと思います。 呼吸法には、肋骨を広げ[…]

[» 続きを見る]