半年前からの膝の激痛に対する症例

50代 女性
主訴:両膝の痛み

半年前から両膝に激痛があり、整形外科でレントゲンを撮るも異常なく、医師からは加齢によるものと、体重の増加を指摘される。
病院での処置は水が溜まっているため水を抜くだけ。
以後、1週間から10日ほどのペースで整形外科にて水を抜き痛みをごまかしていた。

痛みは膝の屈伸運動で痛みが増すが、基本的には常に痛みがあり楽になることもなく、常に膝の周りに鉛があるように重い。
また、痛みのせいで寝つきが悪く、睡眠状態もあまり良くない。
現在のペイン指数は6

弁証:気滞血瘀・脾経経気不利

左合谷・左陰陵泉に3番鍼で15分置鍼。
治療終了後のペイン指数は1
痛みだけではなく、鉛が取れたように膝が軽くなる。

2診目
1週間後に来院。
1週間たったがほとんど痛みもなく膝も軽いが、やや右膝に違和感がある。
睡眠状態は改善され、よく眠れるようになる。
ペイン指数は1。

左合谷・右足三里に3番鍼で15分置鍼。
右膝の違和感消失。

あと1・2回で終了予定になります。

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