パニック障害の症例

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11月11日来院。
28代 女性
16歳の頃よりパニック障害による過呼吸や動悸があり、精神科に通院中。
きっかけは家族間でのゴタゴタ。
酷い時には手足の内側に蕁麻疹が出る。
ストレスや季節の変わり目に特に症状が酷くなり、家具や本を投げつけてしまうこともある。
一人で出歩くのも不安で、初回の来院時はご主人が同伴。

精神科では抗不安薬と柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこりゅうこつぼれいとう)を処方されている。

舌:紅舌・黄でややじ苔、歯痕あり。

脈:沈細弱

弁証:心肝火旺証 > 脾気虚

初回
百会(右)に5番鍼、右内関に3番鍼で15分置鍼。
置鍼中に気分が落ち着いたのか寝息が聞こえる。

以後は患者さんの都合により月2回のペースでしか治療ができないため、自宅にて腹式呼吸を行なってもらうとともに、調子が良い時は散歩をしてもらう。

【経過】
治療間隔が空いてしまうため一進一退ではあるが、徐々に動悸は減ってくる。
蕁麻疹も出て来なくなった。
また、一人でも来院できるようになる。

7診目
食欲が出てくる。

13診目
不安はあるが精神科医と相談の上、徐々に減薬を開始するが、今のところ発作は起きていない。

原因は家族間でのゴタゴタによるストレスで、心と肝という精神と関係する臓器が熱を持ったこと。
百会と内関でこの熱を取りながら、適宜、足三里を加え脾という胃腸系の治療を行ないましたが、治療間隔が空いてしまうためこちらの方がやや不安に思うこともあったが、何とか良い結果が出ました。
治療には適切なペースがあるため、できるだけ最初の方は頑張って通っていただけると結果的には早期に良くなります。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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