食後の眠気

食後に眠くなる・・・

この症状を訴える方も意外と多い現代人ですが、皆さんは経験はないでしょうか?
今までで1番ひどかった方は食事中に寝てしまうという方がいました。
何でこのような症状が出るのかというと、ヒントは日本のお昼の顔であったタモリさんにヒントが隠れています!

タモリさんは27時間テレビで総合司会を務めた時のことですが、食事を一切とらずに番組を行なっていました。
そして、このようなことを言います。

「食事を摂るということはものすごく体がエネルギーを使う。だから眠くなるからこういう時は食べない方が良い。」

これは実はその通りなんです!
東洋医学では食後に眠くなる原因は「脾気虚」という消化器系のエネルギー不足と考えます。
この脾という臓器は食べ物からエネルギーを作り出し全身に運ぶ役割があります。しかし、消化器系(脾)のエネルギーが不足している状態で食べることにより消化器系に過度の負担がかかり、脳へのエネルギーの不足が起こるために眠気に襲われることになります。

仕事と同じようなものです。
疲れた体では仕事の効率が悪くなります。

そして、もう1つ原因があります。
それは「食べ過ぎ。」

こちらは、体が元気で仕事もできる。しかし、大量に仕事をまかされて処理が追いつかない・・・というイメージが分かりやすいですかね。
また、食べすぎは消化器系に負担をかけることになるためいずれは「脾気虚」という状態を招く原因にもなります。

いずれにしても食後の眠気というのは消化器系に何かしらの問題があると言えます。
腹8分目でいきましょう!

※補足
脾気虚の方は舌の縁に歯型が付いています。
足三里や太白というツボへのお灸をお勧めします。



プロフィール
【取得資格】
はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】
小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にてはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

蓬祥鍼灸院公式LINE
Share

関連記事

痛みと精神の関係

痛みと精神の関係性として、東洋医学では神主学説というものがあります。 神主学説とは 「心が不安定な状態だと痛みが増し、心が安定してくると痛みが軽くなる。」という考え方です。 東洋医学では昔からこのような考え方をしていまし[…]

[» 続きを見る]

アトピー性皮膚炎の症例

40代女性 幼少期よりアトピー性皮膚炎で常にステロイドを使用してきた。 30歳から5~6年ほど光線療法と鍼で改善するも時々はステロイドを使用。 その後も再発を繰り返していたため、中国から来日されていた漢方医に処方してもら[…]

[» 続きを見る]

刺絡の効果

鍼治療といえば髪の毛ほどの細さの鍼をツボに刺す治療のことになるが、実はこれ以外にも少し特殊な治療法が存在します。 それが「刺絡」という治療法。 刺絡とは指先や皮下にある毛細血管に特殊な鍼を刺し、瘀血(おけつ)と呼ばれる悪[…]

[» 続きを見る]

なかなか止まらない不正出血の原因は胃腸の弱りが原因かも?

コンテンツ1 胃腸と不正出血の関係とは?2 東洋医学での胃腸について2.1 脾不統血とはどんな状態?3 鍼灸治療の効果は?自分でできる対策は? 胃腸と不正出血の関係とは? 様々な原因で起きる不正出血ですが、東洋医学には独[…]

[» 続きを見る]

過労や加齢体質による花粉症

昨日から名古屋も本格的に花粉シーズンに突入と発表があったので、花粉症の方にとっては憂鬱なシーズンの始まりです。 今回は過労や加齢を現す「腎虚体質」による花粉症のお話です。 腎といっても「腎臓」ではありません。 花粉症の症[…]

[» 続きを見る]