ツボの面白さ

昨日の雪は凄かった!
そして今日は東日本大震災から4年です。
最近テレビでは地震の予知に関する内容の番組が多い気がしますが、いつか予知できるようになってほしいと願います。

さて、今日はツボの面白さについてですが、これは不思議さとも言えるかもしれません。
足に復溜(ふくりゅう)というツボがあります。場所は下の写真の位置になります。

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このツボの何が面白いのかというと効能に関して「えっ?」っと思ってしまうんです。

・中国の李世珍 臨床経穴学 効能 滋陰補腎
・北辰会代表 藤本蓮風 経穴解説 効能 腎陽虚に使用

専門用語で申し訳ありません・・・
簡単に言うと李世珍は腎陰虚という体質の場合に使用する。これに対して藤本蓮風先生は腎陽虚の場合に使用。
※ツボは「肩こりに効くツボ」とか「頭痛に効くツボ」といういう感じでは使用しません。
ちなみに特徴的な症状には以下になります。

【腎陰虚】
手足のほてり、寝汗、頬部の紅潮、夕方以降に身体がほてる、喉の乾き、舌の赤みが強い、脈が速い

【腎陽虚】
寒がり、手足の冷え、腰部の冷え、頻尿、下痢をしやすい、舌色が薄い、脈が遅い

腎陰虚は熱症状があり、腎陽虚は冷えの症状があるという真逆のケースになっています。
不思議ですよね。
ここで気になるのが両者が逆のケースに対して使用したことがあるのかどうかですが、これは分かりません。
また専門的な話になりますが難行69難の考え方からするとどちらにも効果がありそうではありますが、僕は今のところ腎陰虚の方に対してしか使用したことはありませんがしっかりと効果が出ています。

1番大切なのは闇雲に鍼を打つのではなく、自分がしっかりと目的をもって鍼を打つということだと思っています。
自分の臨床を思い返してみても、迷いがなく「ここだ!」っと選んだツボで治療をするとビックリするような効果が出ています。

ツボって面白いですよ!

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